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中小企業にオススメの求人サイト10選!掲載先を選ぶコツも解説

求人サイトには求人検索エンジンと求人メディアの2種類あり、それぞれ特徴があります。
自社のニーズにあった人材を効率よく採用するためには、それぞれの特徴を理解したうえで効果的な求人をしなければなりません。
この記事では求人サイトの種類やオススメの求人サイトについて解説しています。

求人サイトには2種類ある

求人サイトには大きく分けて以下の2種類の求人サイトが存在します。

・求人検索エンジン
・求人メディア

それぞれに特徴、メリット、デメリットがあるため、利用の際には自社のニーズにあったものを利用することが重要です。

求人検索エンジン

求人検索エンジンとは、求人情報に特化した検索エンジンのことで、代表的な検索エンジンとして「Indeed」や「Googleしごと検索」などが挙げられます。キーワードに合致する求人情報を一括で検索できるため、自社のニーズに合致した求職者に発見してもらいやすい特徴があります。

◆メリット:しっかりと更新作業を行い、広告費の運用も行うことで、コストを抑えて露出をする事が可能
◆デメリット:求人ページの更新作業を1か月に1回等定期的に行う・広告費の金額を日時で変更する等、運用する必要がある
◆おすすめの企業:人事部を持っており、広告運用のノウハウがある企業

求人メディア

求人メディアとは、紙媒体やWeb媒体などで求人情報を掲載するものです。
「マイナビ転職」や「リクナビNEXT」などが代表格で、新卒採用や中途採用(転職)、派遣社員などターゲットを絞った運営が行われている場合が多く、自社のニーズにあった人材にアプローチできるのが特徴です。近年は、スカウト機能で、求職者に企業側から直接アプローチできる機能があるサイトもあります。

◆メリット:広告費の運用が必要なく、手間がかからない
◆デメリット:大手企業も掲載をしており、運用等で差が付けられない
◆おすすめの企業:ライバル企業が少ない業態の企業・条件がいい企業

中小企業にオススメの求人サイト

ここでは、中小企業にオススメの求人サイトを10サイトご紹介します。
以下でサイトの種類や特徴などを一覧にもまとめていますので、参考にしてください。

求人サイト名 種類 費用 特徴
スタンバイ 求人検索エンジン クリック課金型
30円~1,000円/クリック
・Yahoo!しごとカタログと連動
Indeed 求人検索エンジン 無料
1クリック100円からの有料広告有り
・最短5分で求人開始
・業界最大級の訪問者数
求人ボックス 求人検索エンジン 25~1,000円/クリック
1クリック100円の有料広告有り
・利用者数はIndeedに劣るが、その分コストは低め
・競合企業も少ない
Career jet 求人検索エンジン 30日間で10,000円
1クリック10円~
・直接求人情報を登録できる
・外国人を採用しやすい
doda 求人メディア 4週間で25~150万円程度 ・業界最大級の登録者数
・20代の若手の登録が多い
・人材紹介サービスなども展開
マイナビ 求人メディア 4週間20~120万円 ・業界最大級の登録者数
・スカウト機能あり
・20~40代の幅広い登録者層
リクナビ 求人メディア 18~180万円 ・業界ナンバーワンの知名度で登録者数1,000万人以上
・掲載費用はやや高めで競争は激しい
Wantedly 求人メディア 3.5万円~14万円/月 ・月額料金定額で募集掲載無制限
・「共感マッチング」で知名度が低い企業でも優秀人材へアプローチできる
エン転職 求人メディア 20~120万円 ・若手世代に強い
・面接ドタキャン防止など採用担当者向け機能も充実
type 求人メディア 35~100万円 ・エンジニア採用に強み
・1プランで2職種の募集掲載が可能

スタンバイ(求人検索エンジン)

スタンバイは、ビズリーチを運営するビジョナル株式会社とYahoo! JAPANを運営するZホールディングス株式会社の合弁会社「株式会社スタンバイ」が運営する求人サービスです。
Yahoo!しごとカタログと連動しており、スタンバイで掲載された求人情報がYahooでも掲載されるため、幅広く多くの求職者にアプローチできる点が特徴です。

また、広告費を支払う有料掲載であれば無料掲載よりも上位に求人情報が掲載されるため、より見つけてもらいやすくなります。
スタンバイの掲載費用はクリック課金型となっており、30円~1,000円です。

Indeed(求人検索エンジン)

Indeedは、Indeed Japan株式会社が運営する求人検索エンジンです。「仕事探しはIndeed」のCMでもおなじみですね。
月間訪問者数は3,000万人以上、求人検索エンジンの中でも最大規模になっています。
アカウントを登録すれば、最短5分ほどで求人広告の掲載が可能で、すぐに募集を開始できる点もメリットです。

求人に関しては原則無料で利用可能で、1クリック100円からの有料広告の掲載も可能です。
広告費はチャージした分だけ利用することができるので、採用コストもコントロールしやすくなっています。

求人ボックス(求人検索エンジン)

求人ボックスは、株式会社カカクコムが運営する求人検索エンジンです。
2020年5月時点で月間利用者は500万人超と、Indeedに比べると規模はやや小さくなります。
その分、掲載企業も少ないため掲載コストが低く、自社を見つけてもらいやすい点はメリットと言えるでしょう。
採用にかかる費用はクリック単価型で、25~1,000円/クリックです。

career jet(求人検索エンジン)

career jetは、日本ではそれほど知名度は高くありませんが、世界的には最大級の求人検索エンジンです。
そのため、グローバルな人材を確保したい企業にとくにおすすめです。

掲載方法は「マニュアル掲載」と「自動掲載」があり、マニュアル掲載は、自社で採用サイトをもっていなくても、直接求人情報を登録することができます。 自社で採用サイトをもっている場合は「自動掲載」ができ、自社の採用サイトのURLを登録しておくだけで、careerjetの検索ロボットが求人情報を自動で取得し、掲載してくれます。

料金も安く、無料掲載はありませんが、クリック課金型の場合は1クリック10円~、掲載型課金の場合は30日間で10,000円からとなっています。

doda(求人メディア)

dodaは、業界最大級の登録者数を誇る知名度の高い求人メディアです。さまざまな人材にアプローチでき、特に経験者や即戦力人材の採用に強いのが特徴です。
求人募集媒体以外にも、人材紹介サービスなども展開しており、幅広い人材にアプローチできるのも特徴といえます。
広告掲載費用は、掲載順位によって5段階に分かれており、4週間で25~150万円程度です。

マイナビ(求人メディア)

マイナビは、リクナビと並び業界トップを走る求人メディアです。登録者は20~40代まで幅広く登録されており、求職者からも支持を得ています。
スカウト機能も充実しており、全国306万人のスカウト登録者に直接アプローチすることも可能なため、自社の魅力をアピールすることも可能です。

一方で、知名度も高く求人掲載する企業も多く、通常の掲載だけでは埋もれてしまう可能性が高いのはデメリットと言えるかもしれません。
広告掲載費用は上位掲載の優先順に、4週間20~120万円で、dodaよりもやや安いという特徴があります。

リクナビ(求人メディア)

リクナビは、株式会社リクルートが運営する会員数・求人数ともにトップクラスの業界ナンバーワン求人サイトです。
登録者数は1,000万人以上で、求職者のほとんどが登録しているといっても過言ではなく、登録者層も20~40代まで幅広い世代が登録しています。

その分、誰もが知る有名企業や外資系企業なども求人を掲載しており、知名度が劣る中小企業にとっては厳しい環境と言えます。
求人を集めるには、優先掲載される比較的高額なプランの利用が不可欠になってしまう点はデメリットと言えそうです。
掲載費用は18~180万円ほどです。

Wantedly(求人メディア)

Wantedlyは「思いを採用の武器にする」をコンセプトに、給与や待遇だけでなく、企業理念やカルチャーなどでマッチングする求人サイトです。
若手人材やエンジニアの採用に強い点が特徴です。
企業理念やカルチャーなどでマッチングする「共感マッチング」により、知名度が低い中小企業でも、優秀な人材を採用できる可能性がある点はメリットでしょう。

サービス面でも求人募集だけでなく、ダイレクトスカウトなどさまざまなソリューションが提供されています。
求人掲載費用は有料プランで「ライトプラン」「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」が用意されており、求人募集や企業投稿のアカウント数、ダイレクトスカウト可能数が異なります。
募集掲載数などは無制限で、一番低いライトプランなら3.5万円から利用可能です。

エン転職(求人メディア)

エン転職は、使いやすさNo.1と評価されている求人サイトで、登録者数は900万人以上を誇ります。
特にスマホユーザビリティが高いことやLINEキャリアへ同時掲載されることから、若い求人層から高い支持を得ています。

エン転職は、利用プランに関わらず新着案件を上位表示する仕様になっており、高い露出を期待できる点が特徴です。
また、面接前日のショートメール送信など、選考中のドタキャンなどを防止する機能が豊富に用意されており、採用担当者のストレスを軽減してくれます。
費用は4週間で20~120万円です。

type(求人メディア)

typeは、エンジニア採用に強みを持つ求人サイトです。
定期的にエンジニア向け転職フェアを開催しているなど、ITエンジニア、モノづくりエンジニアの知名度も高く、エンジニア採用では他の追随を許しません。

登録者数の4割が30代と、即戦力人材が豊富な点も特徴です。
掲載費用は35~100万円となっており、2職種まで掲載が可能なため、比較的コストパフォーマンスが高い点も特徴です。

求人サイトのチェックポイント

求人サイトにはさまざまな特徴がありますが、一体どれを利用すればいいのでしょうか。
ここでは、自社にあった求人サイトを選ぶ際のチェックポイントとして、以下の2点について詳しく解説します。

・「ほしい人材にアピールできるか」
・「機能・オプション・プランはどうか」

ほしい人材にアピールできるか

1つ目のチェックポイントは、ほしい人材にアピールできる求人サイトであるかです。
いくら知名度が高い求人サイトでも、自社が求める人材とマッチしない登録者ばかりでは採用活動はうまく進みません。
自社の採用ターゲットを明確にしたうえで、求人媒体の登録者層に自社にマッチする層がどの程度いるかを確認しておきましょう。

また、自社のターゲットの属性に合わせてうまく自社をアピールできたり、アプローチできたりする機能が充実している求人サイトであれば、さらに効率的な採用活動につながります。

機能、オプション、プランはどうか

2つ目のチェックポイントは、機能・オプション・プランを自社が活用できるかどうかです。
現在の売り手市場の中では、ただ求人情報を掲載しているだけでは、求職者にはなかなかアピールできません。

ダイレクトスカウトや成功報酬型、優先上位掲載など自社をうまくアピールできる機能があるかも、求人サイトを選ぶ重要な基準となります。採用コストに余裕がある場合は、使ってみるのを検討してみるのもいいでしょう。ただし、コストは抑えたい企業がほとんどかもしれません。コストを抑えたい場合は、FREE JOBがおすすめです。

また、求人情報を推敲してくれるサービスなど、自社のアピールに直結するサービスもあるので、自社の課題に合わせた機能についても注目してみると良いでしょう。FREE JOBには「採用コンシェルジュ」「求職者一次対応窓口」があるため、求職者対応が難しい場合におすすめです。

中小企業やスタートアップには求人検索エンジンがオススメ!

求人メディア・求人検索エンジンにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
しかし結論として、この記事をご覧頂いている中小企業やスタートアップ企業であれば、求人検索エンジンをオススメします。
中小企業やスタートアップ企業の多くは知名度が低く、有名企業も多く出稿する求人メディアでは情報が埋もれがちです。

また、掲載にかかるコストも求人メディアは高い傾向にあり、採用コストに限界がある中、小企業やスタートアップ企業ではコストパフォーマンスが悪くなってしまいます。
対して求人検索エンジンは、無料で掲載できる媒体も多く、幅広い求職者層に対して一度にアピールできる点が大きなメリットです。

最近では、採用ページを自動生成してくれる求人検索エンジンがあるなど、採用活動にかかる内部コストも抑えられます。
コストを抑えつつ、人材を募集できる求人検索エンジンで、まずは小さくスタートしてみることをオススメします。

求人検索エンジンは、知名度や予算に限界のある中小・スタートアップ企業の特性にあった求人サイトと言えますが、掲載業務にあまり時間が割けない、広告運用のノウハウに自信がない場合は、求人検索エンジンと連携している採用管理システム「FREE JOB」をオススメします。

FREE JOBは求人ページを作成し、原稿1つで「スタンバイ」「Indeed」「求人ボックス」などの求人検索エンジンに一括で掲載できるので、それぞれの求人検索エンジンに登録するよりも、効率的に求職者にアプローチできます。
なお、採用人数に関わらず毎月の利用料金は変わらないため、コストを大きく抑えた採用活動を実現できます。

また、採用コンシェルジェによるサポートや採用一次窓口代行サービスなど、中小企業やスタートアップ企業の採用担当者を助けるサービス・機能も備えています。
ご興味のある採用担当者様は、以下のページより問い合わせが可能です。


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