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いずれは起業の道も!ネットを活用してできる副業とは?

はじめに

「起業」や「独立」というと、会社を設立すること、事務所や店舗の準備・契約することなどといったイメージばかり先行し、ハードルが高いものだと思われがち。でも実際は、パソコンさえあれば成立するビジネスで、起業や独立をする人も多くいます。将来的には起業も視野に入れた副業を始めるなら、まずはパソコン1つでできる、インターネットビジネスを考えてみてはいかがでしょうか。

▼目次

起業や独立も夢ではない、ネットを使った副業とは?

「週末起業」という言葉がスタンダードになりつつある今、プライベートの時間を活用して本業以外にビジネスを立ち上げることが1つのトレンドのように感じる人も少なくはないのではないでしょうか。

インターネットビジネスは誰でも簡単に始められ、いずれは自身のメインビジネスとなりうる可能性も秘めているビジネスです。今回は、「コツコツ貯めてお小遣い稼ぎ」というような位置づけのものは省いて、どのような副業が考えられるのか紹介していきます。

・インターネットを活用して副業をするメリット

パソコンがありネット環境が整っていれば、特別な資金がなくても始められるものが多く、リスクも比較的低いのがインターネットを使った副業のメリットです。また帰宅後や休日など、自分の空き時間を活用することができるので、会社勤めの人でもおこなえる自由度の高さもメリットといえます。

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ネットでできる副業にはいろいろある!

ネットでできるビジネスのタイプはさまざまなので、自分の興味のあることや得意な分野のものを選んで始めるのが正攻法。その種類ややり方次第で、かかる時間や労力も変わってくるので、自分のスタイルに合うものを選びましょう。

1.ネット物販

「自分の手元に着なくなった服がいっぱいあって処分に困っている」や、「読まなくなった本が大量にある」といった人がすぐにでも始められるのがネットでの販売です。自分でサイトを持たなくても、既存のAmazonやeBay、メルカリといったサイトを使って販売することもできるので、専門的な知識や経験がなくてもすぐにお金になる手軽なビジネスといえるでしょう。

また、オークションなどから中古品を買って、それを転売する「せどり」もビジネスとしてあげられます。つまり安く売られている掘り出し物を見つけてきて、それを相場に合った価格に設定して再度販売する、という方法です。せどりは仕入れが発生し、また相場のリサーチ力も必要ですが、目利きがよい人であれば、数を多く取り扱うほど利益が上がる見込みがあるでしょう。

自分が処分しようと思っていたものがお金になればそれ以上のことはないですし、売れた時には達成感も得ることができます。ですが、ただ「売れてよかった」で終わりではなく、買い手とのやりとりや出荷などの手間もかかることも忘れずにしておきましょう。
自分が不要なものを売っているだけでは、ただのお小遣い稼ぎと変わりませんが、計画的に他の人が要らなくなったものを仕入れて売るなどをすることで、ビジネスとしても十分チャンスがあります。

2.ネットショップ運営

「いずれは自分のお店で、自分が好きなものを選んで販売することが夢」といった人は、まずはECショップのオーナーになってみてはいかがでしょうか。[Yahoo!]や[楽天]などのサイトに自分のショップを持つ方法もありますし、独自でサイトを作って運営する方法もあります。先に紹介したネット物販は自分のお店で売るのではなく、他者に“転売”することがモデルであることに対し、ネットショップ運営は自分が“販売”するスタイルになります。

集客がより簡単だといえるのは大規模なプラットフォームを利用することですが、手数料がかかる場合が多いため、手元に残る利益もその分少なくなってしまうというデメリットもあります。そのため独自のネットショップと併用してプラットフォームでも運営するという形態をとる人が多くなってきています。最近では独自のネットショップを立ち上げる際に無料でスタートできるシステムや、どれだけ売れても手数料0円のサービスなど、低コストで始められるものもあります。

ネットショップとはいえ、一販売店となるわけですから、お客様からのクレームやトラブルなどが発生する可能性は十分にあります。中途半端な気持ちで始めるのではなく、情熱や覚悟も必要なビジネスだといえるでしょう。

3.ビジネス

文章が書くのが得意だったり好きだったりする人には、ライタービジネスがいちばん手早く始められる副業だといえます。自分自身が資本となるので、仕入れや投資は必要ありません。クラウドソーシングでも数多くのライティングの仕事の求人があるので、時間が限られていて、隙間時間にコツコツお小遣いを…ということなら、そこから仕事を得てコツをつかんでいくのもよいかもしれません。実際にいろいろな媒体がライターを必要としていますが、単価が安いため、起業をしてそれだけで稼げるかというと、なかなか難しいですが、たくさんの媒体での仕事を掛け持ちすることによってある程度の収入を得ることは可能かもしれません。

ほかにも、起業して簡単に成功するのは難しいものの、「ブロガー」や「セールスコピーライター」として食べていく人もいます(「ブロガー」については、次の『アフィリエイト』ビジネスとも関連が高いものです)。自分がとことん好きなことや、興味のある分野のブログを立ち上げてアフィリエイトや広告収入でお金を稼いだり、ネット上でモノを売ることを助けるライティングをして報酬をもらったり…。非常に高いスキルを求められる分野ではありますが、特にセールスコピーライティングは企業などからの需要も高く、コンサルティングにもつなげられるため、文章を書くことや、モノを売ること、売るための戦略を考えるのが好きな人にはまさに最適の副業ともいえます。

4.アフィリエイトビジネス

ネットビジネスといえば、必ずといっていいほど出てくるキーワードが「アフィリエイト」です。一緒について回る言葉が「楽をして稼げる」とか「すぐに始められる」というようなものが多いので、なんとなく不信感や抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、これらの文言はまったくの嘘とは言い切れません。

無料のブログを今から立ち上げ、そこに広告を貼り付けるだけという、本当にすぐにできるビジネスではありますが、ただ本当に「楽をして稼げる」のかというと、決してそうではないのが事実です。

アフィリエイトを大きく2つに分けると「広告報酬」と「成果報酬」のタイプがあります。

「広告報酬」はサイトに貼ってある広告がクリックされると、1クリックにつき1円~10円程度の報酬がサイト主に入るというものです。

「成果報酬」は、商品やサービスを販売もしくは紹介して、それが売れたら一定金額の報酬がもらえるというもので、扱う商品の値段にもよりますが、その報酬は数十円から、高いものだと数万円になることもあります。

仕組みとしてはASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)サイトに登録し、そこから紹介する商品を見つけて自身のサイトで紹介、読者がそのサイトからのリンク経由で購入したら報酬が発生するというものです。
馴染みがある楽天やAmazonのASPもあるので、「この商品なら自分でもうまく紹介できるのでは?」と感じるような商品やサービスがすぐに見つかるかもしれません。

簡単に始められることができ、かつリスクがないということに間違いはありませんが、簡単に収入につながるかというとなかなかそうはいきません。広告を貼り付けている自分のサイトに、いかに多くの人を集められるかが鍵となります。つまりいかに魅力的なサイトを作れるか、いかに多くの人が訪れたいと思ってもらえるコンテンツが発信できるかがポイントとなります。

アフィリエイト収入ありきともいわれる「ブロガー」も、自分のライティングスキルを活かして収入を得ていることになりますが、その分の時間と労力をかけているのは間違いありません。

つまり人を惹きつける文章力や表現力がなければサイトは見向きもされませんし、PV(ページビュー)を伸ばすためには頻繁に更新することも必要となってきます。

また、そもそも見づらいサイトであれば、どんなに魅力的な情報を発信していたとしても、ユーザーは離れていってしまうでしょう。

人気がでなければアフィリエイトによる収入は本当にお小遣い程度にしかならないという現実を知った上で、スタートするべきでしょう。

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まずはローリスクな範囲で始めてみよう

ネットビジネスには、ほかにも情報を販売するコンテンツビジネスや、セミナービジネス、コンサルティングなどもありますが、まずは本業に影響を及ぼさない程度に手軽にできるもの、コストがかからないものから始めてみるのが無難だといえます。

ただ、「手軽」という印象だけで始めてみたものの、思いのほか難しく、挫折するようなこともあるかもしれません。

たとえば、アフィリエイトは簡単で誰でも始められるものではありますが、そこでしっかりと収入を得るために自分のブログやサイトへのPVを増やそうと思っているのであれば、相応の時間と労力を要することとなります。

つまり、副業をするにあたって、「手軽」という言葉だけに踊らされず、自分にはどれだけ副業に割ける時間があるのか、どこまでの作業がその時間内に可能なのかなどをじっくり考えてから取り掛かることをおすすめします。

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