【クリスマスツリーの飾り付けはいつから?】由来や片付けるときの注意点をご紹介!
クリスマスはみんなで楽しく食事をしたり、プレゼントを贈り合ったりする冬の一大イベントです。
そんなクリスマスといえば、クリスマスツリーの飾り付けも欠かせません。
しかし人によっては「クリスマスツリーはいつからいつまで飾ればいいのか分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事ではクリスマスツリーをいつから飾るのか、しまうときの注意点などをご紹介します。
この記事はこんな方におすすめです
- クリスマスツリーの飾り付けはいつからか知りたい
- クリスマスツリーの飾り付けをしまうときの注意点が知りたい
- クリスマスツリーの由来が知りたい
クリスマスツリーはいつ出す?飾り付けはいつから?
ハロウィンが終わり、早いところではクリスマスムードが漂っている街もあります。
クリスマスが近づくにつれて、クリスマス関連のグッズや装飾はもっと増えてくるでしょう。
いろんな人がやるクリスマスの装飾といえば「クリスマスツリー」ですが、いつから準備するか少し迷ってしまいますよね。
ハロウィンが終わってすぐクリスマスツリーを取り出すのはちょっと早い気がする、でもクリスマス間近だと忙しいしちゃんと準備できないかも……と悩んでいる方もいるかもしれません。
そんなクリスマスツリーの飾り付けはいつからするのか、目安を知っておきましょう!
クリスマスツリーを準備する時期
クリスマスは、本来イエス・キリストの生誕祭(祝う日)です。
キリスト教には『待降節(たいこうせつ)』という期間があります。
待降節はクリスマスの4つ前の日曜日からクリスマスまでの期間のことを指します。
海外では毎年11月30日に一番近い日曜日に、クリスマスツリーの飾り付けを始める家庭が多いようです。2023年の場合は『12月3日(日)』になります。
待降節にあわせるなら『12月3日(日)から12月24日(日)』の期間内にクリスマスツリーを出すのがいいでしょう。
日本人にとって、待降節はあまり馴染みがないと思います。
なので、イルミネーションのイベント開催時期にあわせたり、街を歩いているときにクリスマスムードを感じたら、クリスマスツリーを出すのがいいかもしれません。
イルミネーションを見たり、街を歩いているときやお店に入ったときにクリスマスの装飾を見たら『あ~クリスマスだな』と感じると思います。
あなた自身がクリスマスを感じ始めたのなら、クリスマスツリーを出しても良いころ合いと言えるでしょう。
イルミネーションのイベントは、早いところでは11月上旬頃から開催されるところもあるようです。
クリスマスの飾り付けはいつ?
クリスマスの飾り付けは、ツリーを出したらする人もいれば、クリスマスが近づいてきたら飾り付けを始める人もいるでしょう。
特にこれといった決まりはありませんが、目安にするなら前述でお伝えした『クリスマスツリーを出すタイミング』で、クリスマスの飾り付けを始めるといいでしょう。
一気に飾り付けするのは嫌だけど、ギリギリになって飾り付けするのも嫌だと思う方は、図1のように毎日少しずつオーナメントや飾り付けを増やしていくのがおすすめです!
部屋にクリスマスツリーがあるだけでクリスマス感は出ますが、徐々にオーナメントや飾り付けが増えていくとクリスマスが近づいてきていることを感じて、なんだかワクワクしませんか?
小さいお子さんがいるご家庭であれば、クリスマスまでの日数をカウントしながら、子どもと一緒に少しずつ飾り付けを増やしていくのも楽しいでしょう。
クリスマスツリーはいつ片付ける?
クリスマスを楽しんだら、クリスマスツリーや飾り付けを片付けてお正月がやってきます。お正月を迎えるのに、クリスマスの飾り付けが残っているとお正月の感じがしません。
ここではクリスマスツリーはいつから片付けるのかご紹介します!
クリスマスツリーの片付けは国によって違う
クリスマスは本来イエス・キリストの生誕祭(祝う日)と紹介しました。
キリスト教では『降誕節(こうたんせつ)』というクリスマスのお祝いをする期間があります。また、降誕節の翌日(1月6日)は『公現祭(こうげんさい)』と呼ばれています。
降誕節は主の公現(12月25日)の「前晩の祈り」から始まり、クリスマスと公現祭を祝い、主の洗礼の祝日までの期間を指します。 クリスマスはイエスの降誕を記念する祭りです。 そのため「降誕祭」と呼ばれます。
海外(特にキリスト教)では降誕節の翌日(公現祭)にクリスマスツリーを片付けるみたいです。
ただ、降誕節は日本ではあまり馴染みがないものだと思いますので、キリスト教徒でなければ特に気にしなくてもいいでしょう。
日本にはお正月をお祝いする習慣があるので、12月26日にはクリスマスツリーを片付けるのがいいと思います。
クリスマスツリーを片付けるときの注意点や収納方法
クリスマスツリーはとてもデリケートな素材で作られています。
片付けや保管するときに気を付けないと、変形・破損の原因となってしまいます。
おすすめの収納場所
- 直射日光が当たらない
- 湿度も高くない
おすすめの収納場所は上記ですが、どうしても湿気がこもりやすいところは、定期的に換気を行いましょう!
換気をすることで変色やカビの発生を防ぐことができるでしょう。
収納方法
収納場所の定番といえば、クローゼットや押し入れだと思います。
クローゼットや押し入れは、高温多湿や直射日光を避けるという意味でも最適な場所です。湿度が高い場所では定期的な換気をお忘れなく!
クリスマスツリー本体は、購入したときの箱で管理をすると、知らないうちに箱が潰れていたなんてことも起きかねないです。
長く使うなら、専用のケースなどで管理するといいでしょう。
オーナメントなどの細かい飾りは、100均で売っている『はがきケース』や無印良品の『収納ケース』など使い分けて保管するといいです。
仕切りがあるケースを使えば、どこに収納したか探す手間が省かれるのでラクですよ。
クリスマスツリーのお手入れ
クリスマスツリーを収納するときは、きちんとホコリを払い落しましょう!
ホコリははたきやブラシなどを使用するのがいいでしょう。また、汚れが気になるときは、汚れた部分を固く絞った布で水拭きしましょう。
注意事項
クリスマスツリー本体に水をかけたり、水につけたりして洗うことは避けましょう。
オーナメントや電飾は、乾いた柔らかい布で汚れを拭き取ります。電飾を掃除するときは、必ず電源を抜いたことを確認してからお手入れしてください。
クリスマスツリーの選び方
クリスマスツリーは大きさや飾り付けによって印象が変わります。大きなものはインパクトと存在感があり、飾り付けも増えるので華やかになります。
もちろん小さなものは、大きいツリーに比べたらインパクトに欠けますが、とても可愛らしい印象があります。
クリスマスツリーを選ぶときは、部屋に適したサイズを選ばないといけません。
大きなツリーを置く場合、賃貸だと置き場所が確保できないと難しいです。
ツリーの高さは、大人の目線がツリーの上から1/3程度になるがいいといわれています。
以下は置く場所ごとに適したサイズの目安となります。
- 玄関:120~150㎝程度
- リビング:120~150㎝程度
- テーブル(卓上):120㎝程度
高さが足りないなと感じたら、木箱などのケースの上にツリーを置くといいでしょう。
最近では卓上サイズの可愛らしいミニクリスマスツリーもあります。普通のクリスマスツリーは置けないワンルームに住んでいる方などにおすすめですよ。
クリスマスツリーの由来とは?
ここではクリスマスツリーの由来についてご紹介します。
ちなみに皆さんは、なぜクリスマスにクリスマスツリーを用意するのかご存知でしょうか?
クリスマスツリーの由来は諸説ありますが、クリスマスツリー自体はキリスト教由来ではないという説があります。
北ヨーロッパに住んでいたゲルマン民族の「ユール」という冬至のお祭りから系譜を継ぐものではないかと考えられています。彼らは「ユール」の際、モミの木を『永遠の象徴』として祭祀に使っていたようです。
キリスト教布教活動のためにゲルマニアの地に踏み入れたキリスト教の宣教師が、ゲルマン民族のお祭りを異教と判断して、彼らのお祭りを止めさせるためにモミの木を切り倒します。
すると、切られたモミの木のすぐそばから別のモミの木が生えてきます。
それを見た宣教師たちは驚き、三角錐の形をしている木に感動!
なぜ宣教師たちは感動したのか?
- モミの木の形が、神とイエス・キリスト、精霊がつながる三位一体を表していると捉えたためと言われています。
これがきっかけとなり、クリスマスツリーにモミの木が使われるようになったといわれています。
クリスマスツリーの飾りの意味
クリスマスツリーの飾りといえば、皆さんは何をイメージしますか?
飾りには星やベル、靴下などさまざまなものがあります。
ここではクリスマスツリーの飾り付けとして代表的なものをご紹介します。
トップスター
クリスマスツリーの一番上に輝く星のオーナメントのことを「トップスター」といいます。
このトップスターは、イエス・キリストが誕生したことを東方の3賢人に知らせた『ベツレヘムの星』を表しているともいわれています。
ベル
クリスマスツリーに飾る「ベル」は定番オーナメントの一つです。
イエス・キリストの誕生を知らせるためにベルが鳴らされたといわれています。
そのためクリスマスのベルには『イエス・キリストの誕生を人々に知らせる喜びの音を鳴らすベル』という意味があるようです。
また、ベル自体には魔除けの効果があるといわれています。
天使
クリスマスツリーに飾られる天使のオーナメントは、聖母マリアがイエス・キリストを身ごもったときに、受胎告知した天使『ガブリエル』を象徴しているといわれています。
靴下
クリスマスで飾られる靴下は、聖ニコラウスが貧しい家の子供たちを助けるために、火がついていない煙突から金貨を投げ入れたら、干してあった靴下に入ったお話があります。
この物語から、クリスマスツリーに靴下を飾るようになったともいわれています。
ちなみに聖ニコラウスは、サンタクロースのモデルになった人物ともいわれていますよ。
オーナメントボール
オーナメントボールは、アダムとイブが食べた知恵の樹の実であるリンゴを象徴しているといわれています。「幸福」や「豊かな実り」の願いを込めて、ツリーに飾られるようになったようです。
昔はクリスマスツリーにリンゴを飾っていたようです。
クリスマスリース
クリスマスリースはツリーと一緒に飾られることが多いアイテムです。円の形は、始まりも終わりもない永遠を表しており、『永遠の愛と命』を願うという意味があります。
そしてリースに付いたリボンは『永遠の絆で結ばれますように』という願いも込められています。
リースには松ぼっくりやどんぐりが用いられていますが、これは豊作の願いが込められていたことが由来しているといわれています。
まとめ
クリスマスツリーの由来や飾りの意味を知ることで、いつもと違った視点からクリスマスを楽しむことができるでしょう。
クリスマスツリーは鮮やかな色合いと可愛らしいオーナメントで装飾されているので、クリスマスツリーを出すだけで一気にクリスマス感を出すことができるインテリアです。
ぜひ本記事でご紹介した内容を参考に、年に一度のクリスマスを楽しんでください。