会社やお店、個人のホームページなど、自分で作ってみたいという人も多いでしょう。
しかし、いったい、何から手をつければよいのか、分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では自分でホームページを作成する場合に必要なものや方法を紹介します。あわせて、自作のメリット・デメリットについて解説していきます。
この記事はこんな方におすすめです
- 自分でホームページを作成する方法を知りたい方
- 自分で作成するメリットデメリットを知りたい方
- 自分で作成する時の注意点を知りたい方
ビジョングループお客様サポートサイト編集部
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自分でホームページを制作する際に最低限必要なもの
ホームページ制作・運営にあたっては、最低限サーバー・ドメイン・HTMLファイルが必要になります。
それぞれどのようなものか、次から簡単に解説していきます。
ドメイン
ドメインはホームページデータがある場所を示すインターネット上の住所のことです。
一口にドメインといってもさまざまなタイプがあり、会社のホームページを作成する場合は「.co.jp」「.com」「.jp」を使用するとよいでしょう。
というのも、これらのドメインは知名度が高く、セキュリティ面も安心できるからです。
また、上記以外にも独自ドメインと共有ドメインもあります。企業のホームページには信頼性が高い独自ドメインの使用がおすすめです。
サーバー
サーバーはホームページのデータ（HTMLファイル）を保管する場所のことです。例えるならインターネット上の土地とも言えます。
ホームページを公開するためには、サーバーを確保しなくてはなりません。自前で構築すればカスタマイズや設定は自由にできます。
しかし、それにはサーバー本体を購入しなければならず、膨大な費用と構築のための専門知識が必要となります。
そのため、導入コストが安く、メンテナンスや初期設定を代行してくれるレンタルサーバーを利用するのが一般的です。
HTMLファイル
HTMLファイルはインターネット上の家に該当するモノです。
HTMLはWebサイトのコンテンツを作成するための言語であり、そのHTMLやCSS、Javascriptなどを用いてホームページの中のページを表現します。
インターネット上にWebサイトを公開するためには、契約したサーバーにHTMLファイルをアップロードして保存する必要があります。
自分でホームページを制作する方法
自分でホームページを制作する方法は大きく分けると4つあります。
それぞれの方法について詳しく解説していきましょう。
HTMLやCSSを用いる
HTMLやCSSなどのコードを書くことができれば、自分でホームページを作成することができます。
HTMLは別名「マークアップ言語」といい、テキスト構成や画像の差し込みを指定する際に使用します。
一方、CSSは別名「スタイルシート言語」といい、文字や写真の配置を変えたり、幅を変えるなどのHTMLにデザインを反映させるために使用します。
これらの言語を使ってホームページを作成するには、まずはサーバーとドメインを用意しましょう。
サーバーとドメインを用意した後は、HTMLたCSSなどのルールに則ってWEBページを表現する「HTMLファイル」を作成します。
最後に、作成したファイルをサーバーに転送すればホームページの完成です。
HTMLやCSSを用いて自分で作成することのメリットは、費用が安く済むうえ、カスタマイズや設定などの自由度の高いホームページが作成できることです。
反対に、HTMLやCSSを使うことのデメリットは専門的な知識と高度な技術が必要になることです。
学習する難易度も高いですし、学んで実践するのにも相当な時間がかかります。
しかもやってみないとわからなかったり、思い通りの表現にならないケースも数多く発生します。どこがあっていてどこが間違っているのか？は何度も変更して試して、ようやくわかることもあるでしょう。
簡単な作りなら問題ないかもしれませんが、これから初めて作る方は要望通りのデザインにすることはできないと思っておきましょう。
CMSを活用する
CMS（Contents Management System：コンテンツ・マネジメント・システム）と呼ばれるシステムを利用する方法もあります。
CMSは数多くのホームページで使われていますが、そのなかでも「Wordpress」と呼ばれるツールが有名です。2018年には世界中でアップされているホームページのうち約30％がWordpressを使用している、といわれたほどです。
個人、法人問わず無料で使うことができるので、大学や会社でWordpressを使っているケースも見られます。
CMSを活用するメリットは、テーマやテンプレートを利用すればある程度の形になるので0から作らなくて済む、さらにカスタマイズや設定の自由度が高いことです。
デメリットはホームページ作成時の問い合わせ先がないため、トラブルが発生した際のサポートがないことです。
何かトラブルが起きたら自力で解決しなければなりません。
CMSには様々な種類がありますが、それぞれ「独自ドメインの利用の有無」「テンプレート数」「無料版の公開可能ページ数」などが異なります。比較検討して、作成したいホームページに合ったCMSを選ぶようにしましょう。
ホームページ制作サービスを利用する
ホームページ作成サービスでは既に存在しているホームページの中の1ページとして作ることになります。
すでにサーバー・ドメイン・HTMLファイルなどが揃っているため、これらを事前に用意する必要がないことがメリットです。
※自分で取得した独自ドメインを設定できるサービスもあります。
また、ホームページ制作サービスを使う時の流れは非常に簡単で、下記の3ステップに沿って進めるだけでホームページを作成することができます。
テーマやテンプレートを使うのである程度良いデザインで仕上がりますし、コンテンツ作成時はナビゲーションが表示されるサービスが多いので、そのサポートメッセージを見ながら進めるだけで作成することができます。
ある程度キレイなページが作れる、難易度が低いという点もメリットでしょう。
ただし、ホームページ制作サービスはテーマやテンプレート以外のデザインにはできないなどの自由度の低さと、作成サービスが終了すると作ったホームページも消えてしまうことが大きなデメリットです
いつまで使えるかはサービス提供元次第なので、ビジネス用途で使うならホームページ作成サービスを利用するのはおすすめできません。
重要ページのみプロに依頼する
ホームページ制作会社などのプロに依頼すれば、キレイで満足できるホームページを作れますが、その分費用がかかってしまいます。
費用を抑えつつクオリティの高いホームページを作成するためには、重要なページだけプロに依頼して残りは自分で作るという方法もあります。
例えば、アクセス率が高いトップページなどクオリティにこだわりたいページはプロに、情報を発信していくブログや記事のページは自分で作成・更新するという方法です。
このように作成する箇所を分担すれば、重要なページのクオリティを維持しつつも、費用もある程度抑えることができるでしょう。
自分でホームページを制作するメリット・デメリット
自分でホームページを制作することは、メリットもありますがデメリットもあります。次から、メリット・デメリットについて解説します。
自分でホームページを制作するメリット
自分でホームページを作成するメリットはコストを大きく抑えられることです。
無料の作成サービスを利用すればほとんど費用がかかりません。
WordpressをはじめとしたCMSを利用したとしても大半は2万円以内で済みます。
また、制作会社経由で作成すると更新や変更をする度に依頼する必要がありますが、自作なら好きなタイミングで変更や修正を行うことができます。
変更や修正も自分でやるなら費用はかかりません。
思い立ったときに修正できるというのは大きなメリットでしょう。
自分でホームページを制作するデメリット
ホームページを自作するデメリットは時間と労力、知識が必要になることです。
まず初めに考えないといけないのがデザインです。
このデザインする段階では1ページだけ考えれば良いのではなくて、トップページ、商品ページ、会社について説明するページ、個人情報の取り扱いについて説明するページなど……ホームページに追加する予定のすべてのページのデザインを考える必要があります。
もちろん、そのなかに文字以外の特殊なコンテンツを配置したかったり、少し凝ったデザインにしたいならそのデザインと、他のデザインがうまく合うかどうかまで考えなければなりません。
考えるページ数や追加・配置するコンテンツのデザインによって量は変わりますが、初めて自分で考えるなら想定している時間の2倍～3倍以上はかかるでしょう。
専門知識も必要になる
デザインに起こしたものも実際にホームページの形にするには、専門的な技術と知識が必要になります。
加えて、ホームページを見る人が見やすいページ構成（ページ同士の繋がりやページ内のコンテンツの順番など）も考えなくてはなりません。
また、ここで問題になるのはやりたい機能や実装したいアイデアが思い浮かんだとしても、実現するための技術や知識がないことでしょう。
使い方が分からなかったり、ここはこうしたいな、というような作業があれば調べるために相当な時間が必要になりますし、知識と技術が中途半端な状態で作れば想定通りの動きをしなかったり（いわゆる"バグる"という状態）、ページ内の他の要素がうまく動かなくなってしまうことにも繋がりかねません。
作り始めたものの途中で挫折してしまうケースも少なくありません。
これでは時間を無駄にしてしまいますし、満足のいく仕上がりにならなければ、ホームページを使ってお店や会社の宣伝をするチャンスを逃してしまいます。
必要な知識が何なのか、どういう時に使うのかを調べるのも一苦労
さらに、自分でホームページ制作に取り掛かる前に知っておきたいのが
などの点です。
実際に少しやってみるとわかるんですが、画像を入れるとか文字を左寄せにするとかは簡単にできても、「この画像は右側に常に表示させておきたいんだよな」というように少しこだわった作りやデザインにしようとすると専門知識が必要になります。
調べようとしてもその技術がどんな名称なのかわかりないので解説している記事を探すのも大変ですし、専門用語が多くて解説されている方法が全然理解できない、もしくは解説されている通りにやっても思ったようなデザインにならないことも多々あります。
これらを調べながら、試しながらやっていくことになるのが「自分でホームページを作る」ということですが、そのためには相当な時間と根気が必要です。
しかも、この作業をやりつつも使いやすいホームページにするにはこのパーツが必要、こんな流れにしないと理解しにくい、信頼感を感じてもらうにはこの箇所にこの情報が必要、などのサイト全体の作りやデザインの統一性も考えておく必要があります。
少し難しそうかも、面倒そうだな、と感じた人はホームページ制作会社にまとめて依頼するのがおすすめです。
ホームページ作成を自分でするなら適した方法を選ぶことが大切
自分でホームページ作成をする場合、自分に合った方法を選ぶことが大切になります。
その中で、こだわりたいページや重要なページだけプロに頼むというのも有効な方法です。
また、ホームページ制作会社に全部任せるという方法もおすすめです。
依頼するお金はかかりますが、自分を時間を極力使うことなく、要望通りでクオリティの高いホームページを作成することができるでしょう。
ホームページ制作会社に依頼する際はぜひ「ホームページ.com」におまかせください！
ホームページ.comでは年間2,000社以上の作成実績があり、CMSを使って作成するので、見た目のクオリティと、自分だけで修正や更新ができる仕組みを両立したホームページを作ることができます。
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見積もり・お問い合わせは無料なので、ホームページ制作を検討されている方はぜひ一度ご相談ください。
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