今さら聞けない『クラウド』って何? クラウドで何ができるの?
はじめに
ビジネスでもプライベートでも『クラウドサービス』が増えて、身近になってきました。
では、その『クラウド』とはなんでしょう。
それを利用することで、どんな良いことがあるのでしょうか?
▼目次
- 1. クラウドとは?
- 2. 各社クラウドサービス紹介
- 3. ソフトウェアサブリクションサービス Office 365
- 4. クラウドサーバー Amazon Web Services
- 5. タイムカード VWS勤怠
- 6. ビジネス用チャットツール JANDI
- 7. 営業リスト管理ツール Web Call System
- 8. まとめ
『クラウド』とは?
クラウドコンピューティング(英: cloud computing)は、インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態である。略してクラウドと呼ばれることも多く、cloud とは英語で「雲」を意味する。クラウドの世界的な普及でオンラインであれば必要な時に必要なサービスを受けられるようになり、あらゆる作業が効率化され、社会の創造性を高めることに成功した。
『クラウド』とは、インターネット上にある仮想のタンスに手持ちのデータを保存して置ける場所です。
仕事で使うExcel、Word、PDF等のデータは印刷すれば触ることができますが、入力したデータは触ることができませんよね?
それらのデータをインターネットで繋がったクラウドというタンスにしまうことで、インターネットさえ繋がっていれば世界中どこからでもアクセスできるようになりました。
もちろん、セキュリティ対策もしっかりされています。
また、クラウドシステムを提供している会社はデータセンターと言われる場所に多くの人がシェアして使えるサーバーを持っています。
このサーバーを、インターネットを通じてみんなでシェアして使っています。
大きなタンスを引き出しごとにパスワードかけてみんなで使っているイメージでしょうか。
各社のクラウドサービス紹介
プライベートの写真を保存するときにも、『Googleフォト』や『iCloud』など各社保存する場所はそれぞれですが、データ保存のためにクラウド環境が使われています。
クラウドを使ったシステムはビジネスにも多く浸透し、多くのものがクラウドに移行しています。
ソフトウェアサブリクションサービス Office 365
WordやExcel、PowerPointはビジネスの必須ツールですが、このOffice製品も今はクラウドで提供されています。
月額を支払うことでOffice製品が自由に使えるようになります。(従来のソフトでの提供もされています)
Office 365は、製品のバージョンアップに合わせて常に最新のバージョンで利用できるメリットもあります。
クラウドサーバー Amazon Web Services(以下『AWS』)
今は自社のサーバーもクラウドサービスを利用する時代です。
自社でサーバー管理をするには導入コストと、メンテナンスの手間が発生します。
また、データ量に合わせてサーバーの増強も必要になるので都度の費用が発生します。
そこで、サーバー機能もAWSのようなクラウドサービスを使って運用することにより
・必要なときに必要なボリュームを使うことができる
・追加をしたいときも即時に追加できる
・サーバーを減らすことも可能
・サーバーメンテナンス不要
というメリットを享受することができます。
タイムカード VWS勤怠
VWS勤怠は、PCやスマホ等の普段使っている機器で
・勤務時間が記録
・有給休暇の申請
・交通費の精算申請
等ができます。
クラウド上で一元管理できるので、利用者・管理者共に使いやすくなります。
以前は出・退勤時にタイムスタンプを押す紙のタイムカードが使われていましたが、現在はリモートワークも増えておりアナログでは対応しきれません。
また、アナログ管理は後でExcelなどにまとめたり、電卓でひとつひとつ計算…とデータ管理も手間がかかりました。
ビジネス用チャットツール JANDI
社内でのやり取りを円滑に行うために今や不可欠なビジネス用チャットツール。
PCだけでなくスマホアプリも配信されているので、時間・場所問わずコミュニケーションが取れるツールとして多くの企業が導入しています。
営業マンは出先でもやり取りが簡単に行えるチャットツールは大変重宝しますし、リモートワークが普及した現在、離れていても距離を感じさせないコミュニケーションの方法として必須です。
アウトバウンドコールシステム「Voicele」
顧客リストをクラウドを使って管理するツールです。
以前は、アポイントが取れたお客様の情報を営業マンが手帳にメモして…プリントアウトして…ということが多々ありましたが、手帳や紙を落としてしまったら大問題です。
Voiceleは営業マンやコールセンターなど違う部署や拠点でも、クラウドで情報を管理しているため全国の拠点で利用できます。
営業マンはお客様の情報をメモすることなく、提案にも利用するiPadなどタブレット端末でお客様情報を確認することが可能。
アポインターがお客様と事前にした会話の内容もリアルタイムで確認することができます。
管理者にもリアルタイムで集計する機能がついているので、別途Excel集計などの手間が省けます。
まとめ
クラウドサービスは安価に始められるサービスが多いのも特徴です。
会社に合ったサービスを見つけて効率良く、無駄な業務を減らしていきましょう。
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