マレーシアには高層ビルが並ぶ近代的な街や、青く美しい海を堪能できるビーチリゾート、さらには歴史を感じさせる世界遺産など、観光名所が数多くあります。
都市ごとに特徴があり、どこへ行ってもそれぞれの魅力や雰囲気を楽しめるでしょう。
本記事では、マレーシアの中でもとりわけ人気のエリアや観光スポットを紹介します。
また、マレーシア旅行に欠かせない準備についても解説するので、旅行前に押さえておきましょう。
この記事はこんな方におすすめです
- マレーシアの観光エリア・スポットを知りたい方
- マレーシア旅行のプランを立てている方
- マレーシア旅行の準備をしている方
ビジョングループお客様サポートサイト編集部
マレーシアで人気の観光エリア・スポットを紹介！
建物から歴史的建造物、有名ストリートまで、マレーシアで人気の観光エリア・スポットを紹介します。
クアラルンプール
まずは、首都のクアラルンプールです。
近代的な高層ビルが立ち並ぶ街であり、非常に活気がある一方で、歴史的なスポットもあります。
特に注目したい観光スポットを紹介していきます。
ペトロナス・ツインタワー
地上88階建てで、約452mの超高層ツインタワーです。シンプルな中にも繊細なデザインを感じさせる双子の高層タワーは、1996年に完成しました。
夜にはライトアップされ、音楽と噴水のショーが行われています。
昼間とは異なる雰囲気を楽しめるでしょう。
地下から6階までは、ショッピングモールとなっています。
高級ファッションを取り扱うお店やコスメショップ、雑貨や書籍などを取り扱う店舗もあり、買い物に困ることはありません。 スーパーも入っているため、食料品の調達も可能です。
たくさんの店舗があるので、お土産の購入場所としても利用できるでしょう。
もちろん、レストラン街やフードコートもあります。
マレーシアならではの食事が楽しめ、また、展望エリアからはクアラルンプールの街並みを眺められるなど、さまざまな楽しみ方ができる点も魅力です。
バトゥ洞窟
クアラルンプールの中心部から車で約30分ほどのところにあり、ヒンドゥー教の聖地とされている洞窟です。
まず目を引くのが、黄金に輝く像でしょう。
ムルガン神像と呼ばれているこの像は、直立不動で観光客を迎えます。
その姿は圧巻であり、まるで洞窟を守っているような立ち姿です。
ムルガン神像のすぐ近くには272段の階段がありますが、ここも1つのフォトジェニックなスポットとなるでしょう。
階段は非常にカラフルに彩られ、遠目からもその美しさが際立ちます。
洞窟とその周辺の自然環境とは相反する雰囲気であるものの、絶妙に影響しあい、バトゥ洞窟でしか見られない光景を作り出している点が魅力です。
洞窟内にも足を踏み入れる価値があります。
内部にも色鮮やかな壁画や展示物があり、外部とはまた異なる荘厳な雰囲気が楽しめるでしょう。
時期によっては「タイプーサム」と呼ばれるお祭りが洞窟内で開かれています。
その時期に旅行するのもよいですが、ゆったりと観光したい場合はお祭りの開催時期を外して渡航するとよいでしょう。
チャイナタウン
その名の通り、クアラルンプールにある中国人街です。チャイナタウンと呼ばれるエリアは世界中にありますが、クアラルンプールのチャイナタウンは、また独特な雰囲気を醸し出しています。
多民族国家であるマレーシア特有の作りといえるでしょう。
チャイナタウンには、雑貨店や屋台が数多く並んでおり、土産の購入場所としても最適です。
食べるのが好きな人にとっても、非常に魅力的な観光エリアといえます。
飲茶やお粥はもちろん、漢方ドリンクのお店もあり、飲食に困ることはありません。
豆腐花（ドウフホワ）や龍眼（ロウガン）と呼ばれるスイーツも人気となっています。
1日でチャイナタウンの魅力のすべてを堪能するのは難しいでしょう。
何日かに分けて訪れる価値のあるエリアです。
ムルデカ・スクエア
1957年にマレーシアの独立が宣言された広場であり、マレーシアが始まった場所といっても過言ではないでしょう。
広場自体は、イギリス統治時代にクリケット競技場として使われていました。
南側には高さ100mほどもあるポールが立てられており、先端にはマレーシア国旗が掲げられています。
この世界一の高さを誇るフラッグポールも見応えがありますが、その周辺の観光スポットがとりわけ観光客から人気です。
外から眺めているだけでも、その大きさと独特の雰囲気を堪能できるでしょう。
夜にはライトアップもされるため、昼間と夜間の2度楽しめるスポットでもあります。
他にも、博物館やシティギャラリーなどがあり、歴史を学びながら観光できるスポットとしても人気です。
マラッカ
マラッカは、マレーシア南部に栄えたマラッカ王国の首都であった場所です。
歴史的な街並みが残っており、世界遺産の街としても知られているため、人気の観光エリアとなっています。
マラッカの中の特に注目したい観光スポットを紹介しましょう。
ジョンカーストリート
オランダ植民地時代に作られた通りで、「ハン・ジェバット通り」とも呼ばれています。土産が買えるお店やレストラン、カフェ、屋台が立ち並んでおり、歩くだけでも楽しめるエリアです。
民族衣装や、マレーシアの料理であるニョニャ用の食器なども手に入ります。
チェンドルと呼ばれるかき氷のカフェもあり、老若男女問わず楽しめるエリアといえるでしょう。
週末の夜には、ナイトマーケットが開催されています。
昼間はもちろん、夜でも観光客や地元の人で賑わっており、安心して観光できるエリアである点も大きな魅力です。
マレーシアの一般的な人たちの生活も垣間見えるでしょう。
オランダ広場
まず目を引くのが、オランダ統治時代に建てられた、鮮やかなレンガ色のマラッカキリスト教会でしょう。
可愛らしい姿をしており、人気の写真撮影スポットの1つでもあります。
オランダ広場やその周辺にある建物は17〜18世紀に建てられたものであるにもかかわらず、非常に美しく残っている点も特徴です。
スタダイスと呼ばれる建物は教会同様の色合いで作られており、現在は博物館となっています。
もう1つの人気の写真撮影スポットとなっているのが「I love Melaka」のモニュメントです。
現代的な造形のモニュメントですが、周囲の歴史的な建造物と相まって、非常に面白くも独特な雰囲気を演出しています。
家族連れでもゆっくりと観光ができるエリアとなるでしょう。
ジョホール・バル
マレーシアの最南端にあり、シンガポールとの国境にある街が「ジョホール・バル」です。
クアラルンプールの次に大きな規模を誇っており、マレーシアの第二の都市となっています。
古くには王都であったため、歴史的な観光スポットも少なくありません。
そんなジョホール・バルには、マレーシアで最も美しいとされている木造モスクの「アブ・バカール・モスク」があります。
日本ともつながりのある建造物なども楽しめます。
家族でジョホール・バルを訪れるのであれば、レゴランド・マレーシアも遊びに行く価値のあるスポットです。
2012年にオープンしたレゴランド・マレーシアは非常に大きなレジャー施設となっており、ウォーターパークやホテルもあります。
ジョホール・バル動物園も人気スポットの1つです。
さらに、この街には最新のおしゃれなカフェも多くできているため、カップルや友人同士でも楽しめるエリアとなるでしょう。
ペナン
ペナンは、マレーシアを代表するリゾート地の1つです。
中心地であるジョージタウンには、イギリス植民地時代の建造物が残っており、2008年に世界文化遺産として登録されました。
ジョージタウンの「ハーモニーストリート」には、インドや中国にゆかりのある建物や街があります。
非常に国際色豊かで、散歩するのにも最適でしょう。
また、街中の壁などには多くのアート作品が描かれています。
歴史的な街並みや建造物と最新のアートの両方が楽しめる、非常に不思議な雰囲気がある点も魅力の1つです。
ペナンの最北部にあるビーチリゾートも無視できません。
「バトゥ・フェリンギビーチ」では、高級リゾートホテルなどにも宿泊可能です。
ウインドサーフィンやパラセーリングといったアクティビティも充実しているため、体を動かすことが好きな人でも存分に楽しめるでしょう。
自然の中でゆったりとした時間を過ごしたい人にとっても行く価値のあるエリアです。
ランカウイ
ランカウイは、マレーシアのリゾート・アイランドと呼ばれる島です。
ランカウイには、白い砂浜に青い海が魅力的な「パンタイ・チェナン」というビーチがあります。のんびり過ごすのに最適なスポットです。
マリンアクティビティも充実しており、パラセーリングやバナナボートなどが利用可能です。
ランカウイには、東南アジア初のユネスコ世界ジオパークに登録された場所があり、全部で3つのジオパークを堪能できます。
世界にも認められた独特の地形は、他にはない体験と興奮をもたらしてくれるでしょう。
キャメロン・ハイランド
キャメロン・ハイランドはマレーシアの軽井沢とも呼ばれており、避暑地として高い人気を誇る高原リゾートです。
標高は1500ｍ以上で、気温も20度前後と安定しており、快適に過ごせるエリアとなっています。
紅茶の産地としても有名で、他にも野菜や果物が栽培されているこの地では、街の賑やかさとはまた一味違った魅力を堪能できるでしょう。
一方で、中心部には、高級リゾートホテルも立ち並んでいます。
ロッジやコテージもあるので、好みに合わせて宿泊施設を選べる点も魅力です。
イポー
クアラルンプール、ジョホール・バルに次ぐ、第三の都市がイポーです。
19世紀以降の鉱山開発により発展してきた歴史があります。
旧市街地にはコロニアル調と呼ばれる、大きな窓やベランダが特徴の建物があり、英国統治時代の面影が残っています。
パワースポットとして有名なサンポトン寺院などもあり、精神的な癒しも得られるでしょう。
また、イポーは、アートの街の一面も持っています。
巨大な壁画が描かれている建物も多く、この土地の人々の生活の様子を壁画からも伺い知れるでしょう。
コタキナバル
マレーシアの東側に位置するボルネオ島にある街がコタキナバルです。
東マレーシア最大の都市であり、観光やショッピングなどが楽しめるエリアが数多くあります。
この地の注目の観光スポットを紹介します。
キナバル自然公園
キナバル自然公園はコタキナバル市内から車で約2時間ほどのところにある公園で、東南アジア最大の山であるキナバル山がそびえ立っています。
富士山よりも高い標高4095.2メートルのキナバル山は圧巻であり、自然ならではの壮観な景色をみせてくれるでしょう。
山の麓にはジャングルが広がっていますが、トレッキングを楽しめる整備された登山道もあります。
ホテルやロッジもあるので、宿泊に関する心配もありません。無理なくマレーシアの自然を満喫できるエリアとなっています。
コタキナバルシティモスク
コタキナバルシティモスクは、まるで水上に浮いているように見える幻想的なモスクです。
主に白と青で彩られた建物はコントラストが美しく、可愛さも備えたとても興味深いデザインとなっています。
夜はライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を醸し出す点が魅力であり、人気の観光スポットとなっている理由の1つです。
モスク内部の見学も可能ですが、事前に登録しなければいけません。
また、女性はガウンを借りて着用する必要もあります。
肌を見せてはいけないため、長袖と長いスカートの着用も必須です。
クチン
サラワク州の州都であるクチンは、東マレーシアの玄関ともいわれている都市です。
街にはサラワク川が流れており、地元の人はもちろん、観光客でも賑わっています。
そのため、クチンの観光スポットは、このサラワク川沿いに集まっているといってもよいでしょう。
夜には屋台も出ており、川と街の景色を楽しみながら過ごせます。
また、クチンは「猫の街」としても有名です。
街中には猫のモニュメントがあり、市庁舎内には「ネコ博物館」があるなど、その雰囲気や催しは、猫好きにはたまりません。
レダン島
マレー半島の東海岸の沖合に位置する離島のリゾートがレダン島です。
ペナンやランカウイと比較すると、穴場スポットといえるでしょう。
海は透明度が高く、砂浜も白く美しいので、海が好きな人にとっては非常に魅力的なリゾート地です。
シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティも楽しめます。
ただ11月～3月はモンスーンの影響により、
ただ、雨季はモンスーンの影響でほとんどの施設が休業となるようです。そのため、レダン島を楽しむなら4〜10月となります。
レダン島を訪れる方は時期に注意しましょう！
マレーシア観光にはインターネットを準備しよう！
マレーシアでの観光には、インターネットが接続できる環境を整えておくと、旅先でより便利に過ごせます。
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本場のマレーシア料理も味わいながら観光しよう！
マレーシアは、歴史的建造物や美しいモスク、きれいな海や荘厳な山など、さまざまな観光スポットや穴場のリゾート地がある、とても見どころの多い国です。
ナシゴレンやラクサなどの名物グルメはもちろん、スイーツも堪能できます。
マレーシアへの渡航は、五感をフルに活用して存分に楽しめる旅行となるでしょう。
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