「情熱の国」と呼ばれるスペインは歴史的な建造物や世界遺産などが多く、見どころにあふれる国で、旅行先としても人気があります。
魅力的な場所を逃さないよう、スペイン旅行に行くなら見るべきところを把握し、計画をしっかり立てましょう。
この記事では、スペインのおすすめ観光スポットを地域ごとに紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめです
- スペインの観光スポットを知りたい方
- スペイン旅行を計画中の方
- スペイン旅行におすすめの施設を知りたい方
ビジョングループお客様サポートサイト編集部
スペイン旅行の楽しみ方は？
スペイン旅行を楽しむには、どのようなものが有名なのか理解しておくことです。
スペインには著名な芸術家が多く、作品が展示された美術館を訪れて芸術を鑑賞するのもいいでしょう。
スペインといえばサッカーの本場でもあります。
本場でサッカー観戦に興じるのも良い思い出になります。
音楽や舞踊が好きな方ならフラメンコ鑑賞も良いですし、スペインの楽しみ方はさまざまです。
そして、旅行といえば美味しいものを堪能することも外せませんね。
スペインの有名な料理といえば、パエリアやアヒージョ、ガスパチョなどがあげられます。
スペインワインも有名で、スペインの料理との相性も最高です。
バルセロナでおすすめの観光エリア・スポット
はじめに紹介するのはバルセロナです。
バルセロナの観光エリア・スポットにはどういった場所があるのか見ていきましょう。
サグラダファミリア
バルセロナで見ておきたい観光エリア・スポットといえば、まっさきにあげられるのがサグラダファミリアです。
天才建築家であるアントニ・ガウディが手がけた教会です。
アントニ・ガウディはアントニオとも呼ばれていますが、こちらはエスパーニャ系のスペイン語読みになります。
サグラダファミリアの驚くべき点は、着工から140年以上も経過しているのに、今もなお建設中であることです。
2026年に完成が予定されており、まだまだ未完成の状態を楽しむことができます。
聖堂内部の見学が可能で、壁に施されたステンドグラスから差し込む光が異空間を思わせます。
日常とかけ離れた美しい時間を体験できる場所です。
グエル公園
グエル公園もアントニ・ガウディの作品群の一つで、サグラダファミリアとはまた違う魅力を放っています。
まるでメルヘンの世界に迷い込んだかのような、色とりどりのタイルが目を引く公園のシンボルは「トカゲの像」です。
グエル公園は、有料になっているゾーンもありますが、無料で回れるゾーンもあります。
人気の「トカゲの像」や「ギリシャ広場」、「波型のベンチ」などは有料ゾーンになりますが、見る価値の高い幻想的な空間です。
グエル公園は1984年に世界遺産に登録されています。
カサ・ミラ
カサ・ミラも、アントニ・ガウディの設計による建築物です。
ガウディの代表作の一つであり、もともとは実業家ペレ夫妻の邸宅として作られました。
現在も賃貸住居として使用されており、数組が居住しています。
カサ・ミラの特徴は、一切直線が使われていないことです。
なめらかな曲線で構成された建物は、独特な空気を放っています。
内部を見学することも可能ですが、チケットが必要です。
必ず見学するには、事前に予約をしておくと良いでしょう。
また、建物内にあるカフェでティータイムを楽しむこともできます。
グエル邸
グエル邸も、アントニ・ガウディの代表作の一つにあげられます。
19世紀に作られた初期の作品であり、直線で構成されているのが特徴です。
グエル邸は、大富豪のエウセビ・グエルの個人邸宅として作られました。
グエルは、ガウディの親友であると同時にパトロンで、邸宅内には大勢の客をもてなすための広いホールも設けられています。
大広間の高さは17.5mと高く、ドームの天井は圧巻としか言いようがありません。
グエル邸が建っているのはランブラス通りの近くです。
そのため、グエル邸の屋上に上がると、旧市街を一望できるのも見どころの一つといっていいでしょう。
内部は予約なしでも見学可能ですが、観光シーズンは混み合うことが予想されます。できるだけ事前に予約を入れておくと安心です。
カタルーニャ音楽堂
バルセロナ市内の中心部に位置するカタルーニャ音楽堂は、現代においてもコンサートホールとして使われています。
これまでガウディの作品をたくさん紹介してきましたが、カタルーニャ音楽堂は建築家ムンタネーが設計した建物です。
活動時期はガウディと同じであり、1908年に建てられています。
カタルーニャ音楽堂の見どころは、美しい装飾と天井の見ごとなステンドグラスです。
クラシックをはじめとしたさまざまなコンサートが催されていますが、ドレスコードは特にありません。
そのため、気軽に入りやすいのも魅力の一つです。チケットが取れれば、滞在中にコンサートを楽しむのも良いでしょう。
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マドリードでおすすめの観光エリア・スポット
スペインといえば、首都マドリードも人気の高い場所です。
ここからは、マドリードでおすすめの観光エリア・スポットを紹介します。
マドリード王宮
26年もの歳月をかけて建設されたマドリード王宮は、古典様式とバロック様式の融合が見ごとな王宮です。
バロック様式とは、ヨーロッパに16〜18世紀のはじめに広まったもので、建築や美術、文化など幅広く見られます。
動きのあるデザインを用い、豪華な印象が特徴的な様式です。
当時は前衛的だったバロック様式を、古典様式とうまくマッチさせたマドリード王宮は一見の価値があります。
王宮内ではゴヤやベラスケスの作品が見られる他、ジアキントが手がけた天井画も鑑賞できます。
芸術作品を愛する人にとっては、マドリード王宮は見応えのある観光エリア・スポットでしょう。
宮殿の内部には、王立武具博物館もあります。
プラド美術館
プラド美術館は、世界最大級の絵画美術館です。
所蔵されている作品は3万点以上にものぼり、スペインを訪れたら必ず見ておきたい観光エリア・スポットといえるでしょう。
絵画が好きな人はもちろんですが、普段美術品に興味が薄い人でも魅力を堪能できるスポットです。
展示されているのは歴代王家のコレクションで、12〜19世紀のヨーロッパ絵画が中心になっています。
中でも見どころは、16〜17世紀のベラスケスやエル・グレコの作品でしょう。
プラド美術館は、短時間で見るよりじっくり時間をかけて堪能しておきたい場所です。
少なくとも半日あれば、ゆっくり鑑賞できるでしょう。
ソフィア王妃芸術センター
ソフィア王妃芸術センターには、ピカソの代表的な作品である「ゲルニカ」が展示されています。
ソフィア王妃芸術センターに所蔵されているのは現代アートで、20世紀の比較的新しいものになります。
現代アートが好きな人なら、一度は訪れておきたいのがソフィア王妃芸術センターです。
アトーチャ駅から近く、電車で移動する際もアクセスしやすい場所になっています。
ソフィア王妃芸術センターは、ピカソの他にジョアン・ミロやサルバドール・ダリといった著名な画家の作品も多数所蔵している貴重な場所です。
トレド
トレドは世界遺産に登録されている古都で、高速列車に乗るとマドリードから30分ほどで行ける場所にあります。
歴史的な建物が建ち並び、見渡す風景のすべてがまるで時が止まっているような感覚に陥るでしょう。
中世の痕跡がそのまま残っていることが評価されて、世界遺産に登録されている街です。
豊かな緑と河川、そして古い建物が作り出す風景は、現地でしか味わえません。
トレドを観光するための周遊バスも出ていますが、天気が良ければ少し歩いて回ってみると魅力を直に感じられます。
グラナダでおすすめの観光エリア・スポット
続いて、グラナダでおすすめの観光エリア・スポットを紹介していきます。
アルハンブラ宮殿
イスラム政権・ナスル朝時代には王宮として使われていた建物です。
異国情緒が感じられる華やかな作りで、世界遺産にも登録されています。
敷地が広大であり、見るべき場所がたくさんあるため3時間以上は滞在できるとよいでしょう。
中でも有名なのは「ライオンの中庭」や「ナスル朝宮殿」です。
精密で繊細な彫刻は、見る価値が十分といえます。
ライオンの中庭と呼ばれているのは、12頭のライオンが支える噴水があるためです。
その噴水の周りには、さらに124本もの大理石の柱が立っています。
これだけでも、どれだけ豪華で全体が広いのか想像がつくでしょう。
静かな場所で、庭園を眺めながらのんびりした時間を過ごせます。
グラナダ大聖堂
グラナダ大聖堂は、ルネサンス様式としてはスペインで最初の大聖堂です。
イサベル女王の命令を受けて建設されたもので、チャペルの地下には女王の墓があります。
ステンドグラスが施された美しい礼拝堂は、見ているだけで神秘的な気分にしてくれるでしょう。
街の中央に位置する大聖堂で、存在感ある建造物です。見学は可能でも、内部は撮影禁止になっています。
ヘネラリフェ
ヘネラリフェとは、ムハンマド3世のときに建設された離宮のことです。
12世紀から14世紀という長い年月をかけて作られています。
ヘネラリフェは潤沢な水を使った噴水が象徴的ですが、その水源は20kmも先にあるシエラネバダ山脈です。
噴水は、土地の高低差をたくみに利用されたもので、当時の高い技術が感じられます。
ヘネラリフェで有名なのは、イスラム建築の建物とスペインでのイスラム庭園の代表とされるアセキアの中庭です。
涼しげな噴水の作りと緑で作られた庭園は、ナスル朝の王族の避暑地であった名残がうかがえます。
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その他のエリアでおすすめの観光エリア・スポット
ここまで紹介してきたエリア以外でも、おすすめの観光エリア・スポットはあります。
最後に他のエリアでのおすすめスポットを紹介します。
メスキータ（コルドバ）
コルドバは、旧市街そのものが世界遺産に登録されていますが、メスキータはコルドバを象徴する観光スポットです。
メスキータは、もとはイスラム教のモスク（寺院）で、アブド・アッラフマーン1世によって建てられました。
16世紀に入るとキリスト教徒の手に渡り、そのために大聖堂へと改築されています。
建築時は礼拝するためのモスクだったわけですが、改築によって聖堂が共存するという貴重な存在に変化しています。
天井には赤と白のアーチが並ぶという独特の雰囲気は、メスキータの魅力といっていいでしょう。
およそ20年のうちに3回ほど拡張工事が行われており、2万5000人もの人数が収容可能です。
ミハス（アンダルシア）
ミハスとは、アンダルシアのミハス山麓にあるリゾート地で、白い村と呼ばれる中でもっとも知名度があります。
海抜420mという高台に位置しており、地中海を見下ろせる眺めの良い美しい街です。
街全体が白い建物で統一されているため、空とのコントラストが楽しめるのも人気の理由にあげられます。
ただ白いだけではなく、適度に花や緑が飾られ、街を行き交う人を癒してくれます。
ミハスには、雑貨店や土産店が多いのも特徴的です。
さまざまなお店を覗きながら街を散策できるため、時間に余裕を持って滞在すると良いでしょう。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ（ガリシア）
サンティアゴ・デ・コンポステーラは、キリスト教3大巡礼地の一つです。
巡礼地としては、ローマやエルサレムに並ぶ都市として知られています。
サンティアゴ・デ・コンポステーラが聖地になったのは、9世紀はじめのことです。
聖地になった理由は聖ヤコブの墓が発見されたためで、サンディアゴ大聖堂には聖ヤコブの亡骸が祀られているといわれています。
フランスから伸びている巡礼路の終着点が、その大聖堂です。そして、巡礼路は世界遺産になっています。
スペイン旅行に行くならWiFiを準備するのがおすすめ！
旅行中、スペインの情報確認や飲食店の予約などで重宝するのがネット環境です。
フリーWiFiを利用する方法もありますが、事前に用意しておくほうが安心できます。スペインへ行くなら、WiFiを持って行きましょう。
弊社が展開する海外WiFiレンタルサービス「グローバルWiFi」は、マドリードやバルセロナ、バレンシアといったスペインのほぼ全域をカバーしています。
レンタル料金はパケット定額制になっているため、通信量によって料金が上がることはありません。料金の心配をせずに使えて安心です。
また、容量は渡航中でも追加できます。
たくさんインターネットを使う方には、容量無制限プランがおすすめです。
自分の使い方によってプランを選べることもメリットです。
そのうえ、24時間365日対応のカスタマーサポートも利用できるため、渡航中に困ったことがあっても迅速な解決が可能です。
スペインの都市を訪れて文化や歴史に触れよう！
紹介してきたように、スペイン旅行は見どころがたくさんあります。
どこも魅力的な場所で、どれ一つとして外せません。
周遊旅行なら複数の都市をじっくり巡ることができ、スペイン旅行を十分満喫できます。
それでも、事前にしっかり予定を立てておくことは大切です。
行き先をピックアップしながら準備を万端に整え、スペイン旅行を楽しみましょう。
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