スイスの観光エリア・スポット15選!美しい景色や街並みを堪能しよう
スイスといえばアルプス山脈のような大自然を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
大自然のほかに、歴史を感じさせる旧市街の街並みなどもぜひ足を運びたい観光スポットです。
スイスは治安がよいといわれていることから一人旅にも適した国のひとつといえますが、注意点もあります。
そこで、本記事ではスイスのなかでもおすすめの観光エリア・スポットを厳選して15カ所紹介します。
この記事はこんな方におすすめです
- スイスの観光スポットを知りたい方
- スイス旅行を計画中の方
- スイス旅行におすすめの施設を知りたい方
スイスの観光情報
スイスは、日本との時差が8時間(サマータイムは7時間)の永世中立国です。
国内には26の州自治区「カントン」が存在しており、公用語はドイツ語やフランス語、イタリア語、ロマンス語(ロマンシュ語)の4つで、都市部であれば英語も通じます。
ロマンス語はスイス南部にあるグラウビュンデン州のみで話されており、イタリア語やフランス語に似ている部分がある言葉です。
気候は夏にあたる6~9月頃でも気温が低くなり、寒さを感じることがあるので羽織れる服を持っていきましょう。
11~4月頃は冬で、平地にいる場合でも零下になる日があるほど冷え込みます。
いずれの季節に旅行するとしても、寒さを感じる可能性があると考えて服を準備するほうが無難です。
【自然を満喫できる】スイスのおすすめ観光エリア・スポット
こちらではスイス旅行する際におすすめの、自然を満喫できる観光エリア・スポットを紹介します。
ユングフラウヨッホ
鉄道駅として、ヨーロッパ最高地点である標高約3464mの場所にあるのが「ユングフラウヨッホ駅」です。
ハイキングコースが充実しているクライネ・シャイデック駅から登山電車に乗り、約52分かけて到着します。
駅は岩山の中にあり、駅からエレベーターで100mほどのぼるとスフィンクス展望台に出ることも可能です。
スフィンクス展望台は標高3571mにあり、晴れていればアルプスの大自然を眺められます。
ただ、場所的に高山病になることもあるため、寝不足は必ず避け、体調を万全にしてから向かいましょう。
マッターホルン
標高4478mのマッターホルンはスイスとイタリアの国境にある、アルプス山脈の名峰です。
マッターホルンはピラミッド型が美しい山ですが、訪れる際にはリッフェルゼー(リッフェル湖)にも足を運んでみましょう。
日本の「逆さ富士」のように、湖の水面に映る「逆さマッターホルン」を見ることが可能です。
マッターホルンの頂上付近は登山できませんが、周辺であればハイキングを楽しめます。
また、マッターホルンに朝早く出かけ、朝日を眺めるのもおすすめです。
マッターホルンの尖った先が赤く染まり、美しい朝焼けを眺められます。
ライン滝
ライン滝は高さが約23m、横幅が約150mある、ヨーロッパ最大の水量を誇る滝です。
アルプス山脈からライン川を通ってドイツに流れていくなかにあるのが、こちらの滝となっています。
楽しみ方は2つあり、ひとつはラウフェン城側にある展望台から滝を水流全体を見下ろすように眺める方法です。
もうひとつは、遊覧船に乗って滝つぼ付近まで行って眺める方法があります。
滝つぼのぎりぎりまで近寄るため、迫力の体験ができます。
ライン滝は景勝地として古くから知られているほか、岩登りを楽しむ人も少なくありません。
マイエンフェルト
マイエンフェルトは、児童文学小説や名作アニメの「アルプスの少女ハイジ」の舞台になった町です。
こちらは、日本人がイメージするスイスを体験できる観光エリア・スポットとなっています。
おすすめは「ハイジハウス」や「ハイジの泉」などアニメゆかりの場所です。
また、ハイジハウスを中心としたハイキングコースも整備されているため、町をゆっくり見て回りたいときには利用してみましょう。
マイエンフェルトにはローマ時代から存在するブランディス城がありますし、ワイン好きにはたまらない一面にひろがるブドウ畑を眺めることもできます。
レマン湖
レマン湖は、英語ではジュネーヴ湖と呼ばれています。
フランスとの国境に面しているスイス最大の湖で、面積は約580平方キロメートルです。
湖畔からはアルプス山脈を一望できますが、湖畔の一部はフランス領土となっています。
レマン湖旅行では、高さ140mにも達する大噴水や湖の上に建っているように見えるシヨン城などの見どころははずせません。
シヨン城は中を見学できるため、時間があれば立ち寄ってみるのもおすすめです。
湖畔には高級ホテルが多く、スイスリヴィエラとも呼ばれています。
音楽好きであれば、レマン湖のほとりにあるリゾート地のモントルーで毎年開催されている「モントルー・ジャズ・フェスティバル」という音楽の祭典に足を運んでみましょう。
湖畔の広場にある、伝説的なロックバンド「クイーン」のヴォーカルだったフレディ・マーキュリー像と写真撮影するのもおすすめです。
ゴルナーグラート
ゴルナーグラートは、スイスで特に人気のある観光エリア・スポットです。
マッターホルン、モンテ・ローザ、ドームといった山々を一望できる展望台が知られています。
標高3089mの場所にあるため、ツェルマット駅からゴルナーグラート鉄道に乗って約30分かけて移動すれば到着です。
6~7月頃はハイキングシーズンで混雑することから、早めの時間帯から出かける計画をたてておくほうがよいでしょう。
ゴルナーグラートにはカフェやレストランもあるため、美しい山々を見ながらゆっくり過ごせます。
ラヴォー地区のブドウ畑
レマン湖の北部にある丘陵地帯ラヴォー地区はワインの産地として知られており、周辺一帯はブドウ畑の緑色がひろがって美しい景色を見渡せます。
また、ブドウ畑でありながら世界文化遺産として登録されており、これは世界で唯一のことです。
こちらのブドウ畑は1000年以上の歴史を誇っています。
古き歴史の街並みやレマン湖はブドウ畑とのコントラストが美しく、写真撮影にもぴったりです。
リュトリーにある波止場からラヴォーエクスプレスと呼ばれている専用の乗り物が出ており、そちらに乗ってワイン造りをしている村やブドウ畑をまわれます。
シェーブル駅からはシャルドンヌとブドウ畑をまわり、ワインの試飲までできるラヴォーパノラミックという観光ツアーも利用可能です。
ピラテゥス山
ピラテゥス山は標高2128mある山で、精霊や龍のほか、イエスキリストの磔刑宣告をしたローマ総督ピラトゥスの霊も住んでいるといわれている幻想的な観光エリア・スポットです。
夏季のみ運行している世界最大勾配48%のピラトゥス鉄道に乗れば、山頂までも気軽に行けます。
山頂からはルツェルン湖とアルプスの山々がひろがる景色を堪能することが可能です。
ピラトゥス鉄道の赤い車両には山に住む伝説の龍がデザインされており、こちらも写真映えします。
山頂には2軒のホテル、ショップ、レストランなどがあるため、ホテルに宿泊して神秘的な日の出や日没を楽しむのもよいでしょう。
【観光鉄道に乗る】スイスのおすすめ観光エリア・スポット
スイスを旅行する際におすすめの観光鉄道を紹介します。
氷河特急
氷河特急は、ツェルマットからサンモリッツ、ダヴォス間を運行している特急列車です。
平均時速は約34km/hで、全線に乗車すると約7~8時間かけてスイスの絶景を堪能できます。
鉄道の指定席のチケットは人気が高いため、早めに入手しておくほうがよいでしょう。
特急といっても「世界一遅い特急」と呼ばれているほどゆっくり進むこともあり、車内では3種類のコースランチが用意されています。
氷河特急は1年中利用できますが、夏が4往復しているのに対し、冬場は多くても1日2往復しか運行していません。
ベルニナ急行
ベルニナ急行はクールからティラーノまでを約4時間ほどかけて移動する観光列車で、世界遺産に登録されています。
道中に見えるアルプス山脈や氷河などの景色は圧巻です。
高低差は約1800mで、列車には十分に景色を楽しめるように天井までのびるパノラマ窓が設置されています。
目的地に到着するまでに196個の橋、55ヶ所のトンネルを通るベルニナ急行はスイスからイタリアへ出国することから、念のためにパスポートの携行が必要です。
ちなみに、イタリアへ出国するといってもシェルゲン加盟国のため、国境での審査はありません。
【歴史に触れる】スイスのおすすめ観光エリア・スポット
スイスには歴史的な建造物がさまざまあり、歴史好きの人にとってもたまらない魅力がある国です。
こちらではスイス旅行でおすすめの、歴史に触れられる観光エリア・スポットを紹介します。
ベルン大聖堂
ベルン大聖堂は、ベルン駅とバラ公園の中間にある大聖堂で、高さが約100mもある尖塔からベルンの街の景色を眺められます。
1405年、ベルンは大火に見舞われ、ほとんどが燃え尽くされてしまいました。
ベルン大聖堂は復興する象徴として1421年から着工しています。
ただ、何度も工事が中断したり、宗教改革で破壊騒動があったりとスムーズには進まず、完成したのは1893年のことでした。
大聖堂の入り口には「最後の審判」のレリーフがあります。
また、内部のキリストの受胎告知から復活までを表現した美しいステンドガラス、5040本のパイプが使用されている巨大なパイプオルガンも見どころです。
グロスミュンスター大聖堂
グロスミュンスター大聖堂は1100年頃に着工し、1210年頃に完成したといわれています。
チューリッヒを象徴するロマネスク様式の歴史的建造物で、2つの塔が特徴です。
塔のひとつ「カールス塔」は、187段ある階段をのぼって最上階まで行けます。
塔の最上階からはチューリッヒの街と湖のほか、天気がよければアンデス山脈も眺めることが可能です。
大聖堂の中には装飾窓があり、地下室にもロマネスク様式が取り入れられています。
大聖堂の屋根はかつて木製の三角屋根がありました。
しかし、1781年に火事で焼け落ち、屋根部分はロマネスク様式ではなく、ネオゴシック様式に変更して取り付けられています。
スイス国立博物館
スイス国立博物館はチューリッヒ駅からすぐの場所にある、古城のような外観の博物館です。
開館は1898年で、スイス史にまつわるさまざまな常設コレクションがあります。
先史時代からのスイスに関する文化・歴史を学ぶことが可能です。
特に、中世以降に使用されていた家具や生活用具、服などはスイスの歴史を知るうえで一度は見ておきたいコレクションといえます。
2016年にはモダンな新館も増設されており、増加し続けるコレクションをようやく展示できるようになりました。
旧館と増設された新館は接続されているため、スムーズに移動できます。
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【街並みが美しい】スイスのおすすめ観光エリア・スポット
こちらでは、街並みが美しいスイスの観光エリア・スポットを紹介します。
時間があれば、ゆっくりと散策してみるのもおすすめです。
ベルン旧市街
ベルンはスイスの首都であり、旧市街は全体的に世界遺産に登録されています。
大聖堂、時計台といった中世の面影が残る街並みが保存されている街です。
1191年頃、旧市街の辺りはまだ森でしたが、当時の領主ツェーリンゲン公ベルヒトルト5世が切り開いて街をつくりました。
ユーモアのあったベルヒトルト5世は街の名前をつける際に、その日の狩りで最初に狩った獲物の名前にすると決めていたといわれています。
その最初に狩った獲物がクマでした。
クマはドイツ語でベルンです。
写真撮影をするのもおすすめの観光エリア・スポットですが、トラムバスが走っているため、注意しながら歩きましょう。
リンデンホフの丘
リンデンホフの丘はチューリッヒにある小高い丘で、街並みを一望できる、地元民からの人気も根強いスポットです。
リマト川の西岸にありますが、リンデンホフの丘は建物でいえば7階に相当する高さです。
そのため、リマト川からの高低差は30m弱もあります。
丘からはベルン旧市街やグロスミュンスター大聖堂、路面電車などを見ることが可能です。
また、丘の西側には30cm前後ある大きなチェス駒があり、市民がチェスを楽しんでいる様子を目にします。
チェスがある横にはブランコなど遊具があり、大人がチェスを楽しむ傍らで子供たちがブランコを楽しんでいるなど、街の憩いの場といってもよいでしょう。
スイス旅行中はWiFiがあると便利!
スイスに旅行する際にはレンタルWiFiがあると、さまざまな観光エリア・スポットに行ったときにもいつでもインターネットが使えて便利です。
必要に応じて、交通アクセスや施設情報などをその場で調べられます。
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LINEでも問い合わせできるため、電話以外でもリアルタイムでやりとりできるのがよいところといえます。
また、レンタル料金についても、パケット定額制になっていることから使いすぎてしまうこともありません。
スイスでもレンタルWiFiを利用できます。
容量が無制限のプランを選択しておくと、スイス旅行中に容量が足りなくなって追加購入する手間も省けます。
グローバルWiFiはインターネットに接続するのも簡単で、本体の電源を入れてから指示に従ってパスワードを入力して使いましょう。
通信速度も4Gとなっており、日本で使用するときと同じく高速でスムーズに使えます。
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大自然の中で楽しい思い出を作ろう!
スイスの街には古き歴史を感じられる城や大聖堂などがあり、首都があるベルンでは旧市街が丸ごと保存されています。
また、アルプスの山々にはホテルやレストランなども建てられており、大自然を満喫できるのが魅力です。
たとえば、マッターホルンではフォトジェニックな朝焼けを見ることができます。
自然と歴史のどちらも楽しめる場所がさまざまあるため、計画的に旅を楽しみましょう。
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