マンションでWi-Fiを使うには?マンションで使うWi-Fi回線の種類、確認方法と選び方
マンションで使うWi-Fiやインターネット回線。複数のWi-Fiやインターネット回線サービスがあって、どれにするべきか?どれが自分に合っているか?など困りではないでしょうか?
動画コンテンツやゲーム、webサイトの閲覧など、スマホのデータ通信ではスピードや容量が足りず、Wi-Fi(インターネット回線)を別で契約し利用する方も増えています。
今回は、マンションで使うWi-Fi回線の種類や確認方法、より自分にあったWi-Fi(インターネット回線)の選び方を説明していきます。
- マンションでWi-Fiを使いたい人
- Wi-Fiやインターネット回線の種類を知りたい人
- インターネット回線をどれにするか迷っている人
- 目次
マンションでWi-Fi(インターネット)を利用する方法
マンションでWi-Fi(インターネット)を利用する方法はいくつかあります。ここではマンションでWi-Fiを利用する5つの方法をご紹介します。
光回線
光回線とは?
光回線とは、光ファイバーを利用した通信回線のことです。
光ファイバーは石英ガラスやプラスチックでできた光を通すケーブルで、光の反射・屈折を利用しデータを転送するので従来の電話回線(メタル回線)などよりも通信速度が速く、長距離通信にも適しています。
また、光回線は通信速度が速いだけでなく安定した通信ができるのも特徴となります。
電話回線(メタル回線)などと違い、電磁波の影響を受けないことが安定した通信を保てる要因となります。
光回線を利用すれば、マンションでのWi-Fiも安定して利用することが可能となります。
ただ、マンションでの光回線利用には、光回線の引き込み工事が必要となります。
光回線の引き込み工事は、季節によっても異なりますが光回線契約から開通工事まで約1ヶ月〜2ヶ月ほど待たされる場合があります。
最近は、インターネット環境が当たり前になりつつあるため、マンション自体が光回線を契約し引き込んでいるケースもあります。
その場合、マンションへインターネット使用料を支払う形でインターネット回線を利用できるため、個人で光回線を契約し引き込む必要はありません。
ただし、デメリットとしてはスペック等マンション側で契約されている光回線の内容に依存してしまうことです。
ホームルーターWi-Fi
ホームルーターWi-Fiとは?
ホームルーターWi-Fiとは、モバイルWi-Fi同様にモバイル回線を利用してインターネット通信を行う据え置き型のWi-Fiルーターです。
インターネット光回線とは異なり開通工事が不要なので、契約後にホームルーターWi-Fi本体をコンセントに接続するだけでWi-Fiの電波が届く範囲であればインターネット環境を作ることができます。
ホームルーターWi-Fiの方がポケットWi-Fi(モバイルWi-Fi)と比較して電波の届く範囲が広いのがメリットですが、据え置き型で持ち運べないこと、インターネット光回線よりも通信スピードや安定性には劣ることなどデメリットもあります。
モバイル回線を利用して通信を行いますので、スマホやモバイルWi-Fiルーターなどと同様にSIMカードが本体に入っています。
ポケットWi-Fi(モバイルWi-Fi)
ポケットWi-Fi(モバイルWiFi)とは?
ポケットWi-Fi(モバイルWiFi)とは、モバイル回線を利用してインターネット環境が作れる持ち運び可能なWi-Fi通信端末のことです。
モバイル回線契約のあるデータ専用SIMカードを実装したWi-Fiルーターなので持ち運べて便利な一方、インターネット光回線と比べるとスピードや安定性が劣ることや、データ通信制限がある場合もあります。
また、Wi-Fiの届く範囲も狭いため常に近くに携帯していないと使えないというデメリットもあります。
ビジネスシーンなどノートパソコンと一緒に利用されることが多いサービスとなりますが、マンションにインターネット光回線を引くよりは手軽にインターネット環境を作ることができ、持ち運べるのでポケットWi-Fiを選ぶという方もいます。
また、インターネット光回線を引き込む工事が完了するまでの間だけ、ポケットWi-Fi(モバイルWi-Fi)をレンタルするというケースもあります。
フリーWi-Fi(FreeWi-Fi、無料Wi-Fi)
フリーWi-Fiとは?
フリーWi-Fiとは、「無料」で誰でもインターネットが利用できるWi-Fiアクセスポイントのことです。別名、公衆無線LANやホットスポットと呼ばれることもあります。
フリーWi-Fiの提供元は、さまざまですが自治体やホテル、飲食店などがよく提供しています。
飲食店やホテルなど付加価値としてインターネット環境を提供するケースが大半を占めますが、中には接続したスマホやパソコンなどのデバイスから情報を抜き取ったり、ウイルスに感染させるような悪質なフリーWi-Fiもあるため無料だからと安易にフリーWi-Fiを利用するのは危険です。
どうしてもフリーWi-Fiを利用しなければいけないときは、しっかりと提供元がわかっているフリーWi-Fiに接続することをオススメします。
テザリング
テザリングとは?
テザリングとは、スマホのモバイル回線を経由してインターネット接続をする機能のことです。
デバイスとの接続方法は、接続するデバイス(パソコン、スマホなど)によって異なりますがBluetoothやWi-Fiによる接続となります。
スマホをポケットWi-Fi(モバイルWi-Fi)のように使うので、スマホのデータ通信量を消費し、通信スピードや使えるデータ通信量などスマホの契約プランに依存することとなります。
ゲームをしたり、動画を見たりなどある程度のスピードとデータを消費するような使い方をする場合、インターネット回線の代わりとしてテザリングを使うのは少し厳しいかもしれません。
マンションで使うWi-Fi(インターネット回線)、自分の利用方法に合わせた選び方
マンションで使うWi-Fi回線は、どんなことにインターネットを利用するか?またどれくらい利用するかなど自分の利用方法に合わせて選ぶようにしましょう。
マンションで使うWi-Fi(インターネット回線)選び方のポイントは3つとなります。
- 自分の利用用途に合ったWi-Fi(インターネット回線)を選ぶ
- 自分の住んでいるマンションで利用できるWi-Fi(インターネット回線)を確認する
- 最適なWi-Fi(インターネット回線)を契約する
一番重要なポイントは、自分の利用用途に合わせてWI-Fi(インターネット回線)を選ぶこととなりますが、仮に自分にあったWi-Fiを選んでも自分の利用するマンションで契約できないケースもあります。
マンションで使うWi-Fi(インターネット回線)の選び方を順を追って見ていきましょう。
ステップ①自分の利用用途に合ったWi-Fi(インターネット回線)を選ぶ
自分のWi-Fi(インターネット回線)をどんなこと使いたいのか、利用用途から確認しましょう。
A:オフィスや自宅など、マンションの部屋の中だけで使う
B:マンションの部屋の中だけでなく、外出先でも使う
外出先でも使いたい場合は、Bを選びましょう。
A:オフィスや自宅など、マンションの部屋の中だけで使う場合
・マンション提供のWi-Fi(インターネット回線)を使う
・光回線を契約して使う
・ホームルーターを契約して使う
B:マンションの部屋の中だけでなく、外出先でも使う場合
・ポケットWi-Fiルーター(モバイルWi-Fiルーター)
AとBを併用される方もいますが、使う場所に合わせた選択肢をある程度決めてから次のステップへと進みましょう。
ステップ②自分のマンションで利用できるWi-Fi(インターネット回線)を確認する
賃貸・分譲マンションや中古マンションなどの物件案内にも最近はインターネット設備環境について記載されていることが増えてきています。
ステップ①でA(オフィスや自宅など、マンションの部屋の中だけで使う場合)を選ばれた方は、ご自分のマンションのインターネット設備環境を確認しましょう。
インターネット設備環境は、大きく分けると4つの分類に分けられます。
Wi-Fi完備マンション
マンション側で、インターネット回線契約も行っており部屋にWi-Fiルーターも装備されている物件です。
この場合、マンション全体でプロバイダ契約まで完了しているため入居後すぐにWi-Fi(インターネット)環境が整った状態となっているためすぐにインターネットを利用することが可能となります。
インターネット利用料金はマンションの共益費や管理費などに含まれて請求されるケースが通常となります。
インターネット完備マンション
マンション側で、インターネット回線契約とインターネット回線の引き込み工事がされている物件です。
インターネット契約とプロバイダ契約、回線引き込み工事が終わっているので入居後すぐにでも有線接続であればインターネットの利用が可能です。
Wi-Fi完備マンションとは違って、Wi-Fiルーターの装備がされていないのでご自身でWi-Fiルーターを購入し、LANケーブルと接続すればWi-Fi環境を作ることが可能となり、無線でパソコンやスマホ、タブレットなどと接続しインターネットを利用することが可能となります。
利用料金については、マンションの共益費や管理費に含まれて請求されるのが通常となります。
インターネット対応マンション
マンション側で、建物へのインターネット回線契約やプロバイダ契約、回線引き込み工事までが行われている物件です。
ただ、各部屋まで回線が引き込まれているわけではありませんのでインターネットを利用したい場合は、インターネット回線の引き込み工事を行う必要があります。
マンション管理会社へ連絡をして回線工事を依頼しましょう。
利用料金については契約後以降、別請求もしくは共益費や管理費が上がる形で請求されるのが通常となります。
インターネット環境がないマンション
マンション側でインターネット設備環境を用意していない物件となります。
他のパターンと異なり、まったくインターネットの利用環境が整えられていないためご自身でインターネット回線会社やプロバイダと契約する必要があります。
自分で選ぶことができるため、利用用途に合わせてインターネット提供会社やプロバイダ、料金プランなどを選ぶことができることや、各種キャンペーンなどに応募できることがメリットとなります。
利用料金はご自身で契約された内容に応じて直接提供会社へ支払うのが通常となります。
このパターンでの注意点としては、利用エリアだけでなくマンション側の環境(建物の構造など)によって回線の引き込みができない場合など、インターネット提供会社のサービスやプランが受けられないこともあります。
マンションの管理会社やオーナーに確認をしてから契約するようにしましょう。
Wi-Fiルーターはご自身でWi-Fiルーターを購入し接続してWi-Fi環境を作ることも可能ですが、提供会社からレンタルできるオプションなどもあります。
ステップ③最適なWi-Fi(インターネット回線)を契約する
ステップ①〜②を踏まえて最適なWi-Fi(インターネット回線)を選び契約しましょう。
②で分けた4つの分類を見てもわかる通り、入居後すぐに使えるケースやご自身でインターネット回線やプロバイダの契約をしなくてはいけないケースがあります。
こちらの4つのパターンに合わせて、手配が必要なものと利用開始までの目安を表にしてみました。
こちらの利用開始までの目安を踏まえて、インターネット回線契約やプロバイダ契約を行うようにしましょう。
年々インターネット利用者の増加に伴い、工事スケジュールが過密となってきており利用開始までの時間が長くなってきています。
インターネット利用開始までの期間インターネットが利用できないのは不便!という方が、その期間だけポケットWi-Fi(モバイルWiFi)ルーターをレンタルするケースも増えています。
インターネット回線開通まではレンタルWi-Fiがおすすめ
インターネット回線が開通するまでの間、ポケットWi-FiをレンタルするならレンタルWi-Fiサービスの「WiFiレンタルどっとこむ」がおすすめです。
1日からレンタルできて、そのまま延長して利用もOK!不要になれば返却できるので必要な時だけポケットWi-Fiを利用することができます。
また、自動延長システムなので延滞料金や延長料金が割増請求されることもなく、返し忘れても、そのまま使い続けてもOK!
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まとめ
スピードが速い、単純に安い、特典が良いなど選ぶ際の要素は多いですが、マンションで使うWi-Fiを選ぶために重要なポイントはマンションのインターネット設備環境を踏まえて利用用途に合ったWi-Fi(インターネット回線)を選ぶことです。
複数のWi-Fi(インターネット回線)の中から選ぶことは、かなり大変ではありますがこのポイントを抑えた上でより自分に最適なサービスを選ぶのがおすすめです。
また、オフィスや店舗など企業として利用するWi-Fi(インターネット回線)は、セキュリティのことも考えながら選ぶ必要があるのでさらに大変かと思います。
もしWi-Fi(インターネット回線)選びに困ったら私たちビジョンにお任せください。
お客様のご利用用途やご要望に合わせて、最適なWi-Fi(インターネット回線)のご提案が可能となりますので下記よりご相談ください。