【ポケットWiFiレンタルの利用シーン】テレワーク(リモートワーク)に最適なポケット型WiFiの選び方・おすすめWiFiをご紹介
2020年の新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、企業は感染防止のためにテレワークを導入するなど対応をしてきました。
新型コロナワクチンの普及で感染者数もだいぶ落ち着いてきましたが、企業によっては完全出社ではなく週に数日のテレワークを並行して対応しているところもあります。
テレワーク用にポケット型WiFiを探している方は、以下のような人たちだと思います。
- 自宅のマンションのインターネット回線が共有なので通信が遅くて仕事にならない
- 現在勤めている会社がテレワークを導入する、もしくは転職先がテレワークを導入しているのでテレワーク環境を整える必要がある
- テレワーク用にポケット型WiFiを探しているけど、種類が多すぎてどれを選んだらいいのかわからない
などが大半だと思います。
ポケット型WiFiは購入して利用するルーターもありますが、今回はレンタルWiFiを紹介します。レンタルWiFiなら購入する前にちょっと試しに使ってみたいときにも便利です。
購入を考えている方も、試しに短期間レンタルして利用していただき、通信速度など問題がないか試してみるのもいいと思います。
購入してから「このWiFiルーターは失敗だった」などという後悔をしないためにも、テレワーク用のポケット型WiFiを探している方は、本記事を参考にしていただければと思います。
この記事はこんな方におすすめです
- テレワーク用にポケット型WiFiを探している人
- 種類が多すぎてどのWiFiにすべきか悩んでいる人
- テレワーク用にポケット型WiFiを選ぶ際のポイントが知りたい人
テレワークにおすすめのWiFiルーターはこれ!
細かい解説は抜きにテレワークにおすすめのWiFiルーターが知りたいという人は今回紹介するWiFiルーターを参考にしてください。
おすすめとして選んだWiFiルーターはモバイルルーターとホームルーターの2種類で、それぞれおすすめのWiFiルーターを選定しています。
ここでおすすめしているWiFiルーターは筆者個人が選んだWiFiになりますので、必ずしもすべての人にマッチするとは限りません。
あくまでもテレワーク用にWiFiルーターをレンタルする際の一つの判断材料としていただければと思います。
おすすめ①:SoftBank E5383 無制限
まず1つ目のおすすめWiFiルーターは「SoftBank E5383 無制限」になります。
SoftBank E5383はテレワークに限らず、さまざまなシーンで使うことができるモバイルルーターになります。
SoftBank E5383 無制限
SoftBank E5383 無制限のレンタルはこちらSoftBank E5383は、レンタルWiFiの中でも人気の高い機種で、通信速度が速い上に質量も約120gと軽いWiFiルーターになります。
コンパクトなWiFiルーターなので、自宅だけではなくカフェやコワーキングスペースでも仕事をする人におすすめです。
ホームルータータイプのWiFiをレンタルしてしまうと、外出先では利用することができません。
仕事をする場所が自宅に限らない人は通信が安定しているコンパクトなポケット型WiFiを選ぶといいでしょう。
ポケット型WiFiをテレワーク用にレンタルする場合におすすめの一つです。
レンタル 料金 | 短期 1 日 496 円(税込) |
---|---|
30 泊 31 日 7,430 円(税込) (1 日あたり 239 円(税込)) | |
※32日以降1日あたり239円 |
おすすめ②:WiMAX 5G L11 無制限
2つ目のおすすめWiFiルーターは、ホームルータータイプの「WiMAX 5G L11 無制限」になります。ポケット型WiFiではなく据え置き型なのでコンセントに繋ぐだけでインターネットを利用することができます。
WiMAX 5G L11 無制限
WiMAX 5G L11 無制限のレンタルはこちらWiMAX 5G L11は、WiMAXで初めて5Gに対応したホームルーターになります。
固定回線に匹敵する超高速のホームルーターなので、自宅で仕事をするのにうってつけです。
コンセントに繋ぐだけで利用することが可能なので、回線の開通工事が不要な点も嬉しいポイント。
日常生活で使う場合、ある程度通信速度が遅くても我慢はできますが、仕事の場合は別だと思います。あまりに通信速度が遅いとイライラしてしまい業務に影響が出てしまいます。
外出先に持ち運ぶことは難しいですが、自宅でメインに利用する方にはホームルーターが最適です。
また、セキュリティを強固にしたWPA3を採用しているので、セキュリティ面も安心です。
レンタル 料金 | 短期 1 日 700 円(税込) |
---|---|
30 泊 31 日 9,800 円(税込) (1 日あたり 316 円(税込)) | |
※32日以降1日あたり316円 |
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WiFiルーターのタイプは2種類
WiFiルーターの種類は以下の2種類が存在します。
- ホームルーター
- モバイルルーター
テレワークだからホームルーターがいい、モバイルルーターがいいなどはなく、どちらを選んでも業務に支障が出ることはありません。
しかし、利用用途によってはホームルーターよりもモバイルルーターが適している場合があります。
ホームルーター「WiMAX 5G L11」と、モバイルルーター「SoftBank E5383」でスペックを比較してみましょう。
種別 | ホームルーター | モバイルルーター |
機種 | WiMAX 5G L11 | SoftBank E5383 |
可搬性 | 宅内利用向け | 持ち運び可 |
最大同時接続台数 | 30~40台 | 10台 |
最大通信速度 | 2.7Gbps | 866Mbps |
メリット | 同時接続台数が多く、通信速度も速い。 | 自宅、カフェ、コワーキングスペースなど、さまざまな場所で利用することが可能。 |
デメリット | コンセントに繋げる場所でないと利用することができない。 | 電池がなくなったら利用できないので、バッテリー残量を気にする必要がある。 |
①ホームルーター
ホームルーターの大きな特徴としては、宅内で利用することを想定して作られているためバッテリーを搭載していません。コンセントに繋ぐことができる場所であれば、セミナーやイベント会場でも利用することは可能 です。
そしてもう一つの特徴が、コンセントに繋ぐだけでインターネットを利用することができることです。インターネット回線を利用する場合、開通工事が必要になります。
開通工事は費用がかかりますし、開通まで2~3週間ほど時間がかかります。
ホームルーターならこのような手続きが不要になるため、自宅にインターネット環境をすぐに用意する必要があるときなどにも重宝します。
②モバイルルーター
モバイルルーターの大きな特徴としては、利用場所を問わない点です。コンパクトなWiFiルーターなので、自宅以外の場所でも利用することができます。
非常に便利なモバイルルーターですが、スマホと同じでバッテリーを搭載しているので、電池が切れたら利用することができません。そのためバッテリー残量を確認し、必要に応じて充電する必要があります。
テレワーク以外にも、出張や国内旅行時にもWiFiルーターを持って行くことができるので、自宅以外でも利用することが想定される方はモバイルルーターを選ぶといいでしょう。
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テレワークでのポケット型WiFi選びの重視すべきポイント
テレワークでポケット型WiFiを選ぶ際に重視すべきポイントは以下の2つになります。
- 通信速度
- セキュリティ
通信速度が遅いと業務に支障が出てしまいますし、セキュリティが不十分だと会社の大切な個人情報などが盗み取られてしまう可能性があるので注意しましょう。
それでは一つひとつ解説していきます。
①通信速度
通信速度はテレワークをするときにとても重要です。あまりに速度が遅いとなかなか仕事が捗らずにストレスが溜まってしまいます。
もちろんポケット型WiFiは利用する場所や機種によって速度は変わってきますが、どれくらいの通信速度が必要になるのか目安を把握しておきましょう。
通信速度の目安
- 10~30Mbps
10~30Mbpsはストレスなく通信できる速度といわれています。10Mbpsあれば10MBのファイルサイズは約8秒ほどでダウンロードできるでしょう。
通信速度 | ||||
ファイルサイズ | 1Mbps | 10Mbps | 30Mbps | 50Mbps |
1MB | 約8秒 | 約0.8秒 | 約0.3秒 | 約0.2秒 |
10MB | 約80秒 | 約8秒 | 約2.7秒 | 約1.6秒 |
100MB | 約800秒 | 約80秒 | 約27秒 | 約16秒 |
1GB | 約8000秒 | 約800秒 | 約267秒 | 約160秒 |
※表に記載されている時間はあくまでも理論値になります。
当たり前のことですが、通信速度が速くなればなるほどダウンロードにかかる時間も短くなります。逆にファイルサイズが大きくなるほどダウンロードにかかる時間も増えます。
テレワークのときによく利用するのがZoomだと思います。Zoomを使えば自宅にいながら社内外問わず、WEB上で会議をすることができます。
そんなZoomを利用するときの通信速度は3Mbpsほどあれば利用することができるといわれています。
通信速度は速いことに越したことはないので、端末の最大通信速度を確認して選ぶようにしましょう。
②セキュリティ
次に重視すべきポイントは「セキュリティ」になります。もちろん会社で仕事をするときもセキュリティには注意する必要はありますが、それ以上にテレワーク時はセキュリティに注意しましょう。
ネット環境のセキュリティが不十分だと会社の大切な個人情報が漏えいしてしまい、刑事上の罰則以外にも民事上も法的責任(損害賠償)が発生します。
会社の社会的信用の低下にも繋がってきますので、高度な暗号化通信を使用することが望ましいです。
WiFiの暗号化と認証方式は以下の3種類があります。
- WEP方式:暗号化キーを使用する暗号化方式
- TKIP方式:一定時間で自動的に暗号化キーを変更する暗号化方式
- AES方式:無線LANなどに用いられる暗号化アルゴリズムの一つ
使用するには、WiFiルーターとPCなどの接続機器側がその暗号化方式に対応している必要があります。WiFiルーターとWiFiに接続する機器同士で暗号化方式が異なる場合は、お互いの機器が対応している方式での接続可能になります。
上記の3つの暗号化方式を使用し、Wi-Fi Allianceが規格としてWPAとWPA2を策定し、2018年にはさらに安全性を高めたWPA3が策定されました。
他人事だと思わずに自分事に捉え、WiFiルーターがWPA2かWPA3の暗号化に対応していることかを確認しましょう。
最新機種であればWPA3に対応している可能性が高いので、ポケット型WiFiを選ぶときはこの点を意識するようにしてください。
テレワークでWiFiルーターを使う際の必要になる通信容量
テレワークでWiFiルーターを使う際に必要な通信容量は、一般的に1~2GBほどあれば足りると言われていますが、業種によって変わってきます。
これはあくまでも通信が少ない業務をする方の場合だと思いますので、実際には2GBでは足りないかもしれません。
容量が足りなくなって通信制限がかかるより、容量を気にせずに使える無制限のWiFiルーターを選ぶといいでしょう。
主にテレワークで行われる以下の作業ごとに通信量を詳しく解説していきます。
- 音声通話
- ビデオ通話
- リモートデスクトップ
- VPN
音声通話
音声通話が一番通信量が少ないです。映像を介して通信をしないため、1時間あたりの通信量が約100MB以下となります。
以下、よく使われるツールの1時間あたりの通信量の目安となります。
ツール | 1時間あたりの通信量の目安 |
Zoom | 約60MB |
Google meet | 約36MB |
Microsoft teams | 約40MB |
ビデオ通話
ビデオ通話の場合、映像を介して通信を行うため音声通話より通信量を多く消費します。ビデオ通話を行う人数が増えると通信量は増えますので注意しましょう。
以下、よく使われるツールの1時間あたりの通信量の目安となります。
ツール | 1時間あたりの通信量の目安 |
Zoom | 約480MB |
Google meet | 約600MB |
Microsoft teams | 約690~810MB |
リモートデスクトップ
リモートデスクトップは自宅のパソコンから会社のパソコンなど、離れたところにあるパソコンのデスクトップをインターネットを経由して手元の端末から遠隔操作することができる仕組みのことです。
遠隔操作を行うため、音声通話やビデオ通話よりも多くの通信量を消費します。
ツール | 1時間あたりの通信量の目安 |
リモートデスクトップ | 約200~500MB |
リモートデスクトップは画面転送の通信量負荷が大きく、ホストのパソコンと画面情報を共有して、クリックやカーソルを動かすだけでも通信を消費します。
そのため、リモートデスクトップの中で動画など情報量が多い動作をすると通信量は増加します。
VPN
VPNは公衆回線や通信事業者が持つ閉域網などを利用して仮想のプライベートネットワークを構築する技術のことです。社外から社内ネットワークに接続することが可能な技術になります。
VPNは通信のたびに情報の暗号化処理を行うため、通信量を消費します。VPN単体の通信量はリモートデスクトップに比べればそこまで多くはないです。
しかし、リモートアクセスを行うときはセキュリティ等を考慮してVPN単体ではなくリモートデスクトップなどと組み合わせて利用されることが多いです。その場合はリモートデスクトップとVPNを利用するため、多くの通信量を消費することになるので無制限のWiFiルーターを活用するのがベストでしょう。
固定回線(光回線)と比較した際のメリット・デメリット
ここでは固定回線と比較したときのレンタルWiFiルーターのメリットとデメリットを解説します。
まずはメリットからみていきましょう。
WiFiルーターのメリット
- 外出先でも利用することができる
- 解約金がない
- 必要な期間だけ利用することができる
- 回線の開通工事がいらない
固定回線は光ケーブルを家の中に引くため、自宅でしか利用することができません。WiFiルーターなら回線の工事が不要で、自宅以外の場所で利用することができます。テレワーク以外の用途でもインターネット回線が利用したい人にはWiFiルーターがおすすめです。
次にデメリットになります。
WiFiルーターのデメリット
- データ通信容量に制限がある場合がある
- 速度制限がかかる可能性がある
- 固定回線よりも通信の安定性・速度が劣る
- 電池が切れたら使えない
WiFiルーターのデメリットとしては、データ通信容量に制限があったり、プランによっては使いすぎて速度制限がかかってしまう点です。
無制限以外のWiFiルーターをレンタルして利用する際は、制限がかかる可能性があることに気を付けましょう。
まとめ
テレワーク(リモートワーク)でポケット型WiFiを選ぶ際は、まずご自身がどこで使用するのか、利用する場所を洗い出しましょう。
自宅でしか使わない場合はホームルーターのWiFiでいいでしょうし、自宅以外の場所でも使うことがある場合はモバイルルーターを選ぶといいです。
その他にも、通信速度やセキュリティは大丈夫なのか確認することを忘れてはいけません。テレワークで利用するポケット型WiFiは日常生活で利用するのとは違い、通信速度が遅いと仕事に支障が出てしまいます。
また、会社の情報を社外で取り扱うので普段以上にセキュリティ面に気を付ける必要があります。
本記事で紹介した情報を一つの判断材料として活用していただき、ぜひあなたにとって最適のポケット型WiFiを見つけてください。