【今さら聞けない】Zoomって何が良いの? なぜ爆発的に普及したの?
はじめに
「テレビ会議といえば『Zoom』」
と言っても過言ではないほどに普及したテレビ会議システム『Zoom』。
仕事からプライベートな飲み会まで、様々なシーンに利用されているツールですが、この記事では『Zoom』のメリットや他ツールとの違いを紹介します。
▼目次
誰でもカンタンに無料で始められる
テレビ会議に参加するだけなら、会員登録もいりません。
テレビ会議の主催から共有されたURLをクリックするだけで参加が可能(スマホの場合はアプリが必要)ということが広く使われるようになった
主催する側も、無料アカウントでも100人までの参加を募ることができますし、40分間は連続で利用できます。
また、40分を経過して一度切れてしまっても再度同じURLにアクセスすることで再び40分間の時間が使えます。
音声や映像が高クオリティ
『Zoom』は企業や学校向けに販売されていた、音声・映像共に質が高いサービスです。
新型コロナウイルスの影響で2019年12月時点では1千万人だったユーザーが、2020年2月には2億人を突破し、今や3億人に届きそうな勢いとなっています。
(2020年4月にはユーザー数ではなく、利用者数が3億人を超えたニュースも出ました)
急激に利用者数が増加してもサーバーダウンで繋がらない、音声・映像品質に低下等の不具合もなく、以前と変わらず利用できることも多くのユーザーから支持される理由です。
また、1対1の通話だけでなく大人数で参加してもクオリティは変わりません。
URLひとつで誰でも参加できる
テレビ会議システムの中には『そのツールのアカウントを持っている人だけが参加できる』というツールが少なくありません。
同じツールの利用者のみが参加するテレビ会議であれば問題はありませんが、ツール未利用の人にとっては参加すること自体がハードルになってしまいます。
その点『Zoom』は、主催者のみがアカウントを持っていれば開催が可能です。
参加者はURLさえ知っていれば誰でも参加できます。
自分の映像を映す必要がない・背景や自分を加工できる
自分の音声や映像はON/OFFボタンで切り替えができますので、参加時に自分を映したくない時にはOFFにしておくことができます。
また、自宅等のプライベートな空間からテレビ会議に参加する時に、背景を映したくない場合は、合成機能で自分の姿だけを残して背景を好きな画像に切り替えることも可能です。
デフォルト設定にも風景画像が入っていますが、背景を名刺画像などにすれば面接や商談時にも利用できます。
そして、『Zoom』はデフォルトでカメラの補正機能がONになっています。
OFFにすることも可能ですが、スマートフォンアプリにあるようなシミや皺が薄くなる加工がされています。
無料アカウントでもできることが多い
『Zoom』は機能がたくさんありますが、無料アカウントのままでも困らないほどの機能が使えます。
・社内ミーティング
・10人程度のミーティング
・個人開催のオンライン飲み会
等は無料プランでもそう困ることはないと思います。
無料アカウントの場合、40分でミーティングが終了してしまうことがデメリットです。
セミナーやオンライン授業を開催する等の発信する相手が多い場合は有料版がおすすめです。
※無料アカウントでも100人まで参加可能ですが、人数が増えるほど管理が難しくなってきますので、人数が多い場合で利用時間が40分を超えそうな場合は有料プランをおススメします。
無料アカウントでも
・画面共有
・ホワイトボード
・スケジュール予約
など、仕事や飲み会を円滑に進めるのに使える機能が備わっています。
また、有料プランも比較的安価で利用が可能です。
セミナーなどの参加者情報をレポートにしたい場合などは有料にすると把握できたりします。
また、有料プランは元々大学のキャンパスで利用されて普及した経緯もあり、教育現場用のプランなどもあります。
まとめ
2013年からサービスが開始した『Zoom』は、7年後の現在2020年には3億人に達しそうにまで成長しています。
日本でも2019年頃より話題になっていましたが、今回の新型コロナウイルスの影響で更にツールが広まってきました。
一時期セキュリティの問題が発生しましたが、迅速な対応を発表することで大きな混乱になることもなく利用者数が増加しています。
まだ利用経験のない方は、これを機に是非一度利用して実感してみてください。