【初めての方必見】飛行機の乗り方と機内での過ごし方をご紹介!
飛行機は車やバス、電車と違って乗る機会が少ない乗り物だとおもいます。
そのため、人によっては初めて飛行機に乗るという方もいるでしょう。初めて飛行機を利用する場合、乗り方や何を準備するのかわからないことも多いでのでしょうか?
本記事では飛行機の乗り方や前日までに準備すること、機内での過ごし方をご紹介!
この記事はこんな方におすすめです
- 初めて飛行機に乗る方
- 飛行機の乗り方、過ごし方が知りたい
- 飛行機に乗るのが怖い方
飛行機の乗り方をご紹介
飛行機の乗り方は電車やバスとは違うため、初めて飛行機に搭乗するとなれば乗り方が気になると思います。
ここでは初めての方でも安心して搭乗できるように、飛行機の乗り方をご紹介!
前日までに準備すること
飛行機に乗るためには事前に準備することがあります。
事前準備
- 搭乗チケット予約内容の確認
- 座席を指定する
- 航空券を発行する
- 海外へ行く方はパスポートの準備
当日を迎えるまでに忘れずに準備をしましょう!
搭乗チケット予約内容の確認
事前に出発日や時刻、予約番号、予約名は間違っていないか確認しましょう。
海外へ渡航する場合、航空券の氏名とパスポートの名前が違うと無効になります。念のため確認し、間違っている場合は再度予約・購入の必要があります。
搭乗チケットの予約確認のときは、自宅から空港までの行き方や所要時間もあわせて確認しましょう!
空港には遅くても出発時間の2時間前までに到着しておくのが望ましいといわれています。何時までに家を出るべきなのか、利用する移動手段(車や公共交通機関)から、万が一のことを想定して家を出る時間を決めておきましょう。
また、飛行機は新幹線とは違って予約する必要があります。あまりいないとは思いますが、予約せずに当日空港へ行っても席に空きがなければ予約することができません。
当日予約は事前予約するよりも料金が高いことが多いので、事前予約するのがいいでしょう。
座席を指定する
ANA(オンラインチェックイン)やJAL(タッチ&ゴー)などのように、事前に座席指定をしておくことで、フライト当日に空港のカウンター等で手続きをせずに済むサービスもあります。
手順もシンプルなので、初めての方でも安心して座席指定を完了することができるでしょう。
ただし座席指定は、国内線と国際線、航空会社によって指定可能なタイミングなどが異なります。ご自身が利用する航空会社はいつから座席指定可能なのか予め確認するようにしましょう。
航空券の準備
現在、多くの航空会社が『eチケット』を採用しています。
eチケットとは?
- 紙の航空券ではなく、航空会社のシステム内に電子的に保管・管理されている電子航空券のこと。
紙の航空券は紛失や盗難の危険がありましたが、eチケットであれば届いたメールを誤って削除などしなければ、紛失や盗難の危険が減ります。
eチケットの発券は、当日搭乗する航空会社のカウンター前にある自動チェックイン機・カウンターでも可能ですが、航空券は事前に発行しておくと、当日の空港での流れがスムーズになります。
ただし、航空券の発行は利用する航空会社によって異なります。たとえばANAの場合、便出発の24時間前から搭乗手続きと搭乗券発行が可能なオンラインチェックインが利用可能です。
このように航空会社によって異なるため、ご自身が利用する航空会社の公式サイトで確認するようにしましょう!
海外へ行く方はパスポートの準備
海外へ行かれる方はパスポートは必須です。
運転免許証とは違い、普段は利用する機会が少ないパスポート、ついどこに保管したか忘れてしまいがちです。当日になって慌てて探すことになると、飛行機の時間に間に合わないなんてことになりかねません。
前日までにパスポートを手元に準備しておくことをおすすめします!
なお、国内線だけの利用であれば、パスポートの準備は不要です。
パスポートの申請に必要な書類から受取まで徹底解説!
当日の空港到着からの流れ
当日空港に到着してからの飛行機の乗り方を解説します。
空港には余裕をもって到着することが望ましいです。遅くても2時間前までに到着することをおすすめしております。
空港や時期にもよりますが、飛行機に搭乗するまで1時間ほどかかるといわれています。ゴールデンウィークや年末年始などの大型連休は混雑するため、もっと時間がかかるともいわれています。
また、保安検査場の通過にはタイムリミットもあるため、余裕をもって空港に到着するのがいいでしょう。
空港カウンターで搭乗手続き・チェックイン
飛行機は利用する機会が少ないため、初めてじゃない人でも意外と乗り方を忘れてしまいがちです。
飛行機に乗るには、予約内容を提示するだけでは乗れません。必ず、空港カウンターで搭乗手続き・チェックインが必要です。
空港カウンターおよび自動チェックイン機で手続き
空港に到着したら、出発ロビー内にある各航空会社の自動チェックイン機へ向かいます。
自動チェックイン機で航空券を発券する場合、eチケットお客様控えに記載されている予約番号、確認番号を入力します。
一般航空会社は、出発ロビーの中央に自動チェックイン機が設置されていることが多いですが、格安航空会社(LCC)は、自動チェックイン機が専用ターミナルにあることがあります。
※2023年4月以降、ANAなど航空会社によっては、自動チェックイン機での搭乗手続きは終了し、搭乗手続きはオンラインチェックインになるので注意しましょう。
オンラインチェックインで手続き
オンラインチェックインは、出発時刻の24時間前から搭乗手続きと搭乗券発行ができるサービス。そのため、空港ではなく自宅にいるときから手続きできます。
荷物を預ける
飛行機内には持ち込める荷物の制限があります。制限を超える荷物は機内に持ち込むことができません。
荷物を預ける場合は、空港カウンターで預けることになります。
航空会社の無料手荷物許容量は、個数制または重量制のどちらかが採用されています。ご自身が利用する航空会社のどちらを採用しているか確認しましょう。
個数制の場合
- 1個あたりの重さと個数によって設定されています。
例)1個あたり23㎏以下の手荷物が2個まで無料など
重量制の場合
- 総重量によって設定されています。
例)40㎏まで無料など
無料で預ける手荷物は利用するクラス(エコノミークラスやファーストクラス)によって変わります。もし、無料手荷物許容量を超える荷物だった場合は、超過手荷物料金が発生することがあります。
荷物を預けることを前提にしていたとしても、無料手荷物許容量を超える荷物にならないように注意しましょう!
また、スーツケースを機内に持ち込みたいと考えている方は、以下の記事を参考にしてください。機内に持ち込めるスーツケースのサイズやメリットなどを解説しています。
【機内持ち込み可能なスーツケースとは?】サイズやメリット&デメリットを解説!
保安検査場で機内に持ち込む荷物の検査
荷物を預けたら、次は保安検査場に向かいます。
保安検査場と聞くと「厳しい審査でも受けるのかな」と思われる方もいるかもしれない。あまり緊張しなくても大丈夫です!
保安検査場では、危険なものを機内へ持ち込ませないために身体検査と機内に持ち込む荷物の検査をするところです。
保安検査場へは出発時刻の20分前までに完了している必要があります。
※LCCは25~30分前といわれています。
保安検査場をスムーズに通過するには?
- 手荷物の中に、危険物や液体を入れない。
- ポケットに入っているものは、すべてトレーに出す。
- 貴金属類は外す。
パソコンやスマホ、液体類など指定のものをトレーに出すのを忘れないようにしましょう!
出国審査(国際線を利用場合)
国際線に搭乗する方は、保安検査を終えたら出国審査を受けます。
同伴者がいたとしても基本的に1対1で出国手続きします。列に並ぶ際は、搭乗券とパスポートを手元に準備しておくと、自分の番が来たときにあたふたすることなくスムーズです。
パスポートカバーをしている場合は、パスポートカバーを外しておきましょう。パスポートを渡すときは、パスポートの顔写真があるページを開けて準備しておくといいですよ。
搭乗口に向かう
無事に保安検査と出国審査を通過したら、あとは搭乗口に向かうだけです。
搭乗ロビーには免税店や飲食店があるので、早めに搭乗ロビーに着いても安心です。
また、空港ラウンジという『飛行機の搭乗時間まで快適に過ごせる』特別な待合室があります。一般の待合室とは違い、フリードリンクや軽食などのサービスが充実した待合室です。
空港ラウンジは主に『カードラウンジ、航空会社ラウンジ、プライオリティ・パス・ラウンジ』というものがあります。ご利用できる方は、空港ラウンジで搭乗時間まで過ごすのもいいでしょう。
ただし、ギリギリまで過ごしまうと飛行機の出発時間に間に合わないなんてことになりかねません。遅くても出発時刻の20分前までには搭乗口にいるように行動しましょう!
国内線と国際線で乗り方は違う?
国内線と国際線で飛行機の乗り方に大きな違いはありません。
乗り方で違いがある点としては、出国審査があるかどうかです。
前述で飛行機の乗り方についてご紹介しましたが、国内線の場合は保安検査を終えると搭乗口に向かいますが、国際線は保安検査を終えたら出国審査を受けます。
出国審査ではパスポートが必要になるので、パスポートの必要有無という違いも国内線と国際線の乗り方の違いです。
初めての飛行機で注意すること
飛行機は電車やバスと違って、乗る機会が限られています。そのため、初めて飛行機に乗る方は、どんなことに注意すべきなのか知らないことも多いでしょう。
初めての飛行機に乗る方は、ここで紹介する注意点をぜひ参考にしてください!
搭乗ロビーで注意すること
搭乗ロビーに着いたら、まず『航空券に記載している搭乗口の番号』を確認しましょう!空港の案内掲示板でも確認可能です。
飛行機は定時出発となるため、遅くても出発時刻の20分前までには搭乗口にいるといいでしょう。状況にもよりますがご自身の都合で搭乗口に間に合わなかった場合は、『他の便への変更、払い戻し』はできないといわれています。
搭乗ロビーには免税店があるのでつい買い物したくなりますが、必ず自分が搭乗する場所がどこになるのか確認しておきましょう。
自分が搭乗する場所を確認したら、免税店やカフェで過ごすのが無難です。
注意点
搭乗口を確認せず、ギリギリまで免税店やカフェでのんびり過ごすのは注意しましょう。
機内で注意すること
チケットには自分の座席番号が記載されています。座席の場所がわからないときは近くにいる客室乗務員(CA)の方に確認するといいでしょう。
座席に着いたら、貴重品など必要なものをだけを取り出して、荷物は収納スペースに入れましょう。
飛行機は他のお客も利用する公共の乗り物です。騒がずに静かに過ごしましょう。
また、リラックスするために機内でお酒を飲む方もいるかもしれません。お酒を飲み過ぎて客室乗務員や他のお客に迷惑をかけないように、お酒の飲み過ぎには注意しましょう。
注意点
荷物は足元や膝の上に置いておくことはできないので、必ず指定されている場所に収納しましょう。
機内では静かに過ごし、お酒の飲み過ぎに注意しましょう。
離着陸時に注意すること
離着陸時はシートベルト着用サインが点灯したら、シートベルトを着用する義務があります。
飛行機は離陸してからシートベルト着用サインが消えるまで、約20~30分前後かかるといわれています。その間は座席に座っている必要があり、トイレに行くができません。心配な方は搭乗前、着陸前にトイレを済ませておくことをおすすめします。
また、シートベルト以外に座席のシートを元の位置(垂直)に戻すことが義務付けられています。これは緊急事態のときに乗客がスムーズに避難するためとなります。
安全のためにも、客室乗務員からシートを元の位置に戻すように案内があったら、指示に従いましょう。
注意点
シートベルト着用サインが点灯したら、忘れずにシートベルトを着用しましょう。
客室乗務員から、座席のシートを元の位置に戻すように案内があったら指示に従う。
飛行機内でのおすすめの過ごし方5選
初めて飛行機に乗る方は、乗り方のほかに過ごし方も気になると思います。
飛行機内の過ごし方はフライト時間によって変わりますが、機内でできることは限られています。
ここでは機内での過ごし方を紹介しますので、記事を参考に機内の時間を有意義にしていただければと思います。
ドラマや映画を観て過ごす
機内での過ごし方として定番なのが「映画」です。
フルサービスキャリアの航空会社なら、席にモニターが付いていて新作や名作などを鑑賞することができます。
フルサービスキャリアとは?
- 国内の航空会社でいえば、ANAやJALが当てはまります。
- 機内のドリンク、音楽や映画鑑賞などが無料で提供されるサービスのこと
ただし、格安航空会社(LCC)などはモニターが付いていないことが多いため、モニターでの映画鑑賞ができません。そんなときは動画配信サービス(VOD)を利用するといいでしょう。動画配信サービスなら、事前にスマホやタブレットにドラマや映画をダウンロードしておくことができます。
ダウンロード済みの作品なら機内でもドラマや映画を観て過ごすことができます。
読書をして過ごすテキスト
次におすすめの過ごし方は「読書」です。
普段は読書をする機会がない人も、フライト時間にあわせて短編小説や長編小説を選んだり、渡航先のガイドブックを読んで過ごすのも楽しいでしょう。
紙の本の場合、持っていく本の数が増えると手荷物にも影響します。機内でたくさんの本を読みたい方は電子書籍がおすすめです。
電子書籍なら1つの端末で複数の書籍を読むことができる上に、夜間フライトの消灯時間も明るさを調整して読むことができます。
音楽を聴いて過ごす
音楽も機内でのおすすめの過ごし方です。
機内のモニターで音楽を楽しむこともできますが、「Apple Music」や「Spotify」といった音楽サービスで、好きな音楽をダウンロードして楽しむこともできます。
好きな音楽もいいですが、フライトは短時間でも意外と疲れるので、リラックス効果の高い曲をダウンロードして聴くのもいいでしょう。
窓の外を眺めて過ごす
飛行機の窓から眺める外の景色は、普段は見ることができない景色になるので意外とありの過ごし方です。
この過ごし方は窓側の席でないとできませんが、窓側の席の方はぜひ、外の景色を眺めて過ごしてみてはいかがでしょうか。
寝て過ごす
特に何にもすることがなければ寝て過ごして、体力温存に努めるのもいいでしょう。
特に長時間のフライトは座っているだけなのに疲れます。体力を消耗したまま目的地に到着したら、その日のスケジュールに影響を及ぼすかもしれません。
なお、質の良い睡眠をとるなら、睡眠グッズなどを準備しておくといいでしょう。
飛行機に乗るのが怖いときはどうすればいい?
人によっては、さまざまな理由で飛行機に乗るのが怖いと思っている方もいるかもしれませんね。
筆者も初めて飛行機に乗るときは、乗り方よりも飛行機に乗るのが怖いと思っていました。
ここでは、そんな飛行機に乗るのが怖いと思っている方へ対策方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
フライト中は気を紛らわすために、他のことに集中してみる
飛行機は地上を走る車や電車とは違って、空を飛ぶ乗り物なので、どうしても機体が揺れると怖いと思う方もいるでしょう。
なかには良くないことも考えてしまう方もいるかもしれません。
人は怖いことや想定外のことを必要以上に考えてしまうと、怖さや不安が増してしまいます。
誰でもできる対策としては、フライト中は以下のようなことを試して、他に集中してみるといいでしょう。
- 映画やドラマを観る
- 音楽を聴く
- ゲームをする
一番良くないのが、悪いことを考えてしまうことです。少しでも不安な気持ちを和らげるために、ご自身の好きなことをして過ごすのがいいです。
リラックスできるアイテム・グッズを持ち込む
不安な気持ちを和らげる方法として、リラックスできるアイテムやグッズを持ち込む方法もあります。
たとえば、アイマスクやノイズキャンセリングイヤホンなどがあります。ただし、機内にアイテムやグッズを持ち込む際は、機内持ち込み可能なものか確認しましょう。
飛行機恐怖症の方は、お医者さんに相談してみる
実は気づいていないだけで、「飛行機恐怖症」の可能性もあるでしょう。
飛行機恐怖症とは?
- 特定のものに対して心理的・生理的に過剰な恐怖を感じる症状のひとつのこと。
ここで紹介した対策では怖さが解消されない、どうしても飛行機に乗れそうにないという方は、一度お医者さんに相談してみるのもいいでしょう。
症状の度合いによっては、適切な処置をしてもらえるかもしれません。
航空博物館に行ってみる
航空博物館はパイロットを目指す人や飛行機が好きな人が行くところだと思われるかもしれませんが、飛行機恐怖症の人たちも自らハンドルを握って、システムを学ぶところとして活用されているようです。
日本では千葉県にある航空科学博物館で、飛行機が飛ぶ仕組みや操縦の仕方、シミュレーターでパイロットを体験することができます。
航空博物館で飛行機が飛ぶ仕組みなどを知り、安全な乗り物であるということを知る機会を作るのもいいでしょう。
まとめ
飛行機は利用する機会が少ないので、乗り方がわからない、ちゃんと乗れるか心配という方も多いでしょう。しかし、手順がわかれば初めての方でも安心して利用できます。
当日どうしてもわからなくなってしまったら、近くにいる空港や航空会社のスタッフに尋ねましょう!
一番良くないのは一人で考え込んでしまい、飛行機に乗り遅れてしまうことです。
ぜひ本記事を参考に、当日は慌てず、時間に余裕を持って空の旅を満喫してください。
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