アメリカへ旅行に行く際、誰もが気になるのがWiFiのデータ容量選び。海外向けWiFiレンタルのデータ容量は「300MB」から「無制限」まで幅広く用意されています。
複数のデータ容量が用意されているのはありがたいことですが、あまりWiFiレンタルを使用しない人や初めての方たちにとっては、正直どのデータ容量が自分に最適なのか悩みます。
そこで、本記事ではアメリカ旅行で使うWiFiのデータ容量（グローバルWiFi）について、選び方から速度制限を回避する方法を詳しく解説します。
アメリカで海外WiFiレンタルを使いたいけど、データ容量選びに迷われている方は、ぜひ本記事を参考にしていただければと思います。
この記事はこんな方におすすめです
- WiFiレンタルを使う場合の必要なデータ容量が知りたい方
- データ容量選びのコツが知りたい方
- データ容量の注意事項が知りたい方
ビジョングループお客様サポートサイト編集部
グローバルWiFiのデータ容量目安は？
グローバルWiFiのデータ容量は「300MB、600MB、1.1GB、無制限」と4つのプランが用意されています。
ここでは、300MB、600MB、1.1GBを各アプリ（WRB閲覧やマップ検索など）を使用した場合のデータ容量の目安をご紹介します。
無制限プランは容量を気にせずに使うことができるので、以下の表には含まれていません。
上記数値はあくまでもアプリ単体で使用した場合の目安になります。そのためアメリカ旅行中にマップ検索やLINE、Instagramなど複数利用したら数値は変わります。
アメリカでも日本といるときと同じように様々なアプリを利用する方や、初めてアメリカに行く方や出張目的であれば無制限プランを選ぶといいでしょう。
無制限プラン以外は、データ容量を多く消費するYoutubeの視聴やInstagramのストーリー投稿は、アメリカでは控えたほうがいいね！
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海外WiFiレンタルのデータ容量選びに迷ったら
海外WiFiレンタルのデータ容量選びで迷ったら「スマホを利用するシーンやWiFiを利用する人数」を判断材料として選ぶといいでしょう。
データ容量選びに迷ったら上記2点を考えると、自分に適した容量を選ぶことができます。
それでは一つひとつ解説していきます。
アメリカ旅行でスマホを利用するシーンを考える
アメリカ旅行に行ったら、タイムズスクエアやセントラルパーク周辺で美味しいお店がないかを調べたりとスマホを利用するシーンはたくさんあります。
もしかしたら、日本にいるときよりもアメリカ旅行中のほうがスマホを利用するシーンが多い人もいるかもしれません。
マップ検索やお店の検索以外にも、たとえばアメリカ旅行中に撮った思い出の写真をSNSに投稿するなども考えられます。
上記利用シーンは一部なので、その他にもスマホを利用するシーンはあると思います。まずご自身がアメリカに行ったら何をするのかを考えましょう！
現地でスマホを利用する機会が多いことが想定される人は「1.1GB」や「無制限」を選ぶといいでしょう！
事前に行き方や行きたいお店は調べていくから、マップ検索もWEB検索もそんなに利用することはなさそうということであれば「600MB」でも足りるでしょう。
このようにアメリカでスマホを利用するシーンというのは、人によってさまざまです。利用シーンを考えることでデータ通信容量もどのくらい必要になるかわかってきます。
アメリカ旅行でWiFiを利用する人数で考える
スマホを利用するシーンの次に考えるのがWiFiを利用する人数になります。
レンタルしたポケットWiFiを1人もしくは2人で使う場合など、WiFiに接続する人数によって選ぶデータ容量は変わります。
もちろん1人でWiFiレンタルを使う場合でも、WiFiをたくさん使うなら無制限プランが適していたりもします。
データ容量は利用する人数でどれを選ぶべきか変わってきますので、データ容量選びの判断材料として参考にしてください。
1人でWiFiを使うなら
1人でポケットWiFiを使う場合、マップ検索やSNSもあまり利用することはないということであれば、データ容量は「300MB」でも足りるでしょう。
300MBはあまりスマホを利用しない、緊急のときだけ使えればいいという方であれば問題ありません。
ただし1人の場合でも、Youtubeの視聴はデータ容量を大きく消費してしまうため、600MBや1.1GBの容量にしてもYoutubeの視聴は控えたほうがいいです。
どうしてもアメリカでYoutubeを視聴したい方は「無制限プラン」を選ぶといいでしょう！
なるほど、利用するのが1人だったとしても、Youtubeなどのデータ容量を多く消費するものは使わないほうがいいね！
2人でWiFiを使うなら
家族や友達など2人でポケットWiFiを使う場合でも、WEB検索ができればいいということであれば、データ容量は「300MB」でも足りるかもしれません。
ただし2人で役割を分けて利用する場合は、「600MBか1.1GB」のどちらかを選ぶといいでしょう。あらかじめ一緒に利用する人とどんなときにスマホを利用するか話し合って決めるのが重要です！
自分はあまり使わないからデータ容量少なくても問題ないだろうと思ってても、もう1人が頻繁にSNS投稿や閲覧を利用する人だとデータ容量が足りなくなる可能性があります。
2人でWiFiを使う場合は、自分だけではなく、一緒に行く使う人がどのくらいスマホを利用するか話し合って決めるといいんだね！
3人でWiFiを使うなら
3人でポケットWiFiを使う場合、基本的に600MB以上のデータ容量が必要です。
3人とも全くスマホを利用しなければ、600MBでも足りるかもしれません。みんなが安心してインターネットを利用するためにも「M1.1GBもしくは無制限プラン.」を選ぶといいです。
一緒に行く人たちとアメリカでSNSを使うか、マップ検索はどのくらいするか話し合った上で容量を決めるといいんだね！
フローチャートで容量を決める
WiFiのデータ容量選びのポイントを2つ解説しましたが、容量を決めるためのカンタンなフローチャートも用意しました。
フローチャートに関しては図1をご確認ください。
容量選びで迷ってしまった方は参考にしてください。
2人でWiFiを使う場合、データ容量は「600MBまたは1.1GB」で足りると思います。
ただ2人ともアメリカでスマホを頻繁に利用することが想定される場合は、無制限プランを選ぶといいでしょう！
初めてのアメリカ旅行なら無制限がおすすめ
初めてアメリカに行く方には「無制限プラン」がおすすめです。
日本国内の観光や何度も行っている国であれば不安はないかもしれませんが、初めて行く国は知らないことが多く、インターネットが利用できないと正直不安になると思います。
WiFiをレンタルしなくても、ホテルやカフェのフリーWiFiを利用する手段もあります。
しかし、フリーWiFiは周辺で利用できるスポットがないか探す必要がある上に、セキュリティ面が弱いというデメリットがあります。
セキュリティ面が弱いということは、ウイルス感染や個人情報が盗みとられる危険性があります。
無制限プランのWiFiをレンタルしておけば、いつでも好きな時にGoogleマップでルート検索ができますし、行きたいお店や観光地の情報を容量気にせずに調べることができます。
初めてアメリカに行く方には、データ容量を気にせずに使える無制限プランが最適です！
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5Gと4Gの無制限どっちがおすすめ？
グローバルWiFiはアメリカの場合、無制限プランには「5Gと4G」の2つが用意されています。しかし、5Gと4Gどっちの無制限プランを選ぶべきなのか気になるところです。
まず5Gと4Gの大きな違いとしては通信速度です。5Gは最大10Gps、4Gは最大1Gpsといわれています。
この通信速度はあくまでも理論値ですが、5Gと4Gでは通信速度が大きく違うことが数値からわかります。
| 5G | 4G | |
| 最大通信速度 | 10Gps | 1Gps |
| 通信遅延 | 1ms（0.001秒） | 10ms（0.01秒） |
| 周波数帯域 | 3.5GHz |
800MHz |
通信速度が速いなら5Gにしようと思われる方もいらっしゃいますが、注意していただきたい点があります。
それは5Gに対応している端末でないと利用することが出来ないという点です。
5Gの無制限プランのWiFiをレンタルする際は、ご自身の端末が5Gに対応しているかどうか確認した上でレンタルするようにしましょう！
通信速度の制限がかからないようにするコツ
WiFiをレンタルするときに気になるのが通信速度の制限ですね。
たとえば、あなたが300MBのデータ容量をレンタルして、日本にいるときと同じ感覚でスマホを使った結果、容量を超えてしまうと速度制限がかかってしまいます。
速度制限がかかったことがない人は経験したことがないかもしれませんが、速度制限がかかるとネット検索は遅くなり、イライラしてストレスが溜まります。
おそらく格安スマホを使っている方は経験したことがあるのではないでしょうか。
グローバルWiFiの場合、速度制限がかかっても日本時間の0時（一部、現地時間0時）に解除されます。解除まで待てないときは、国によっては容量追加（別途料金が発生する）をすれば速度制限を回避することができます。
もし早い時間帯で速度制限がかかってしまうと、丸一日スマホが使い物にならないなんてことも起こり得ます。
そのため速度制限を回避するために、以下の3つに注意しましょう！
①Youtubeや動画サイトを視聴しない
まず1番注意してもらいたいのがYoutubeや動画サイトの視聴です。
Youtubeの視聴は画質を下げたとしても、データ容量が300MBの場合、約30分でデータ容量が達してしまいます。
もしかしたら人によっては、現地でYoutubeを使って人気の観光地を調べたりする方もいるかもしれません。そのような方は容量制限があるWiFiではなく、無制限プランを選ぶといいでしょう。
そうすることで、速度制限の心配なく利用することができます。
無制限の場合でも注意することがあります。
それは「無制限でも短期間に過剰な大容量通信を行うと通信量の制限がかかる可能性がある」ことです。
無制限だからといって、過剰な通信はしないように注意しましょう！
②LINEなどのビデオ通話を利用しない
次に注意したいのがLINEやSkypeなどのビデオ通話です。
LINEのビデオ通話の場合、1時間ビデオ通話をするだけで300MBを超えます。
もしあなたがデータ容量300MBのWiFiをレンタルしていたら、1時間ビデオ通話しただけで速度制限がかかり、ネットやマップ検索が思うようにできなくなってしまいます。
このようにビデオ通話はYoutubeと同じようにデータ容量の消費が大きいため、アメリカ旅行中はビデオ通話を利用しないのがベストといえます。
どうしても家族や友達の顔を見て通話がしたいという方は、無制限プランを選ぶといいでしょう。
③SNSへの写真付き投稿を控える
3つ目がSNSへの写真付き投稿を控えることです。
アメリカ旅行中に撮った思い出の写真をInstagramやTwitterに投稿したい方は多いと思います。しかし写真のデータは1枚で2MB容量を消費してしまいます。
2MBぐらいなら平気だと思われがちですが、SNSに写真を投稿するためのアプリの起動や写真をアップロードでも容量を消費することになります。
気にせずに使いすぎてしまうと、いつの間にか容量を超えていたなんていうことも起こり得ます。
SNSへの投稿は無制限プランのWiFiを利用するか、帰国後にまとめて投稿するようにしましょう！
おすすめのデータ容量は無制限プラン
筆者がおすすめするデータ容量は無制限プランです。容量無制限であればいつでも好きなときにインターネットを利用することができます。
容量制限があるWiFiを利用する場合、速度制限がかからないように注意しながら利用しなければなりません。今どのくらい使っているのか都度確認するのは、正直面倒だと思います。
せっかくの楽しいアメリカ旅行を、ポケットWiFiのせいでストレスを溜めたくないですよね？
容量を気にせず旅行を満喫するなら、無制限プラン一択だと思います！
まとめ
アメリカ旅行でポケットWiFiのデータ容量選びで迷ったときは「利用するシーンやWiFiを利用する人数」を判断材料として選びましょう！
ただし1人でWiFiを使う場合でも、自分がスマホを頻繁に使うなら300MBでは足りなくなる可能性があります。Youtubeやビデオ通話、SNSへの写真投稿はデータ容量を消費する要因になります。
気にせずに使いすぎてしまうと、容量制限があるWiFiは速度制限がかかってしまいます。そのため容量を気にせずに使いたい方には無制限プランがおすすめです。
そのため人数に最適なデータ容量だけではなく、自分自身がアメリカでどんなときにスマホを利用するのかも考えた上でデータ容量を選ぶようにしましょう。
また勝手に容量を消費しないために、アプリの自動更新設定はOFFにしておくこともおすすめです。
アプリの自動更新はデータローミングの設定をOFFにすることで防ぐことができます。忘れずに対応しましょう！
データ容量選びに迷ったら、どんなときにスマホを利用するのか、利用頻度はどのくらいか、そして誰と使うのかを考えて自分に合った容量を選んでください。
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