中国旅行・出張で海外WiFiレンタルは必要か??中国のWiFi事情とVPNの必要性|中国でおすすめのWiFiルーターレンタル
2020年〜直近までは新型コロナによる入国規制等の制限もあり、中国だけでなく日本人の海外渡航が激減している状況となっておりましたが、入国制限も緩和の方向に向かっており海外渡航者数も少しずつ戻りつつあります。
過去データとなりますが、日本人の中国への渡航者数は約269万人【日本政府観光局(JNTO)「各国・地域別日本人訪問者数(日本から各国・地域への到着者数)(2015年~2019年)」より】と、日本人の中国への渡航者数はアメリカ、韓国に次ぐ第3位と人気の国でした。
中国には歴史的建造物や有名な観光地もたくさんありますが、近年のめざましい発展に伴った近代的な建造物や街づくりが歴史的な風景の中に混在しているところも魅力の一つと言われています。
コロナ前と変わりなければ、観光やビジネスなどの中国渡航者はまた戻ってくるものと考えられます。
そんな中国のインターネットやWiFi事情などをご説明していきます。
この記事はこんな方におすすめです
- 中国に初めて旅行や出張に行く人
- 中国のWiFi事情が知りたい人
- 中国で使えるWiFiルーターを探している人
中国でインターネット繋ぐには?中国WiFi事情
中国に限らず海外旅行、海外出張などの海外への渡航にはインターネット環境が欠かせません。
中国でインターネットに繋ぐにはどうすればいいか?フリーWiFiスポットなどのWiFi環境はあるか?など中国のWiFi事情から見ていきましょう。
中国でインターネットに繋ぐには?3つのインターネット接続の種類まとめ
中国旅行や中国出張などの中国への渡航でインターネットに繋ぐ方法はWiFiスポット、WiFiルーター、SIMカードの3種類ほどあります。
インターネット接続の種類 | 移動 |
通信速度 |
安全性 | 簡単 |
WiFiスポット(ホテル・コンビニWiFi) |
× | ◯ | △ | ◯ |
WiFiスポット(その他フリーWiFi) | × | △ | × | ◯ |
WiFiルーターレンタル | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
データ通信SIM | ◯ | △ | ◯ | × |
中国のWiFiスポットでインターネット利用
中国でもホテルや大手コンビニ、カフェ、公共施設や空港などでフリーWiFiの提供されています。
特に人口の多い上海や北京などでは、WiFiスポットの整備もかなり進んでいるので、街中でフリーWiFiを見つけることもそこまで難しくはないかと思います。
WiFiスポットはその場に止まって利用しないといけないので移動しながらインターネットを使いたい人には不向きとなりますが、WiFiの設定をONにしてSSID(アクセスポイント)を選択しパスワード入力をするだけで利用ができるのは便利です。
ただ、WiFiスポットで特に中国で気をつけておきたいことは、提供元が信用できないWiFiに容易に接続しないことです。
日本でも同様ですが、パスワードも入力不要のフリーWiFiをたまに見かけることがありますが信頼できない提供元のWiFiに接続してしまうことで情報を抜き取られてしまう可能性が非常に高いためです。
また、最近では信頼性が高そうな提供元を装ったフリーWiFiもあるため、パスワード入力を求められないWiFiに接続するのは絶対にやめましょう。
滞在しているホテルなどの信頼できる提供元であっても、ホテル事業者側の知らない間にウイルス等が仕込まれているケースや情報を抜き取られるリスク、盗聴やデータの盗み見のリスクもあるので、不用意にWiFiスポットを利用するのは控えましょう。
WiFiルーターレンタルでインターネット利用
安全面や移動時の利用などを含めトータル的に中国でのインターネット利用はWiFiルーターがおすすめです。
WiFiスポットのように、ウイルスに感染したり情報を抜き取られたりするようなリスクは無く安心して利用することができます。
また、パソコンとスマホなど複数のデバイスや旅行・出張で一緒に行っている人とシェアすることもできます。
中国でインターネットが利用できるモバイル回線契約がされているサービスを、旅行・出張期間だけレンタルして利用するという方が大半を占めています。
中国旅行・出張上級者は中国現地でWiFiルーターレンタルをする方もいますが、あまり慣れていない方であれば、日本のWiFiルーターレンタル業者からレンタルし、自宅や空港で受け取って出張や旅行に行くのをおすすめします。
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中国データ通信SIMでインターネット利用
データ通信SIMは、利用日数と利用データ量が限られたSIMを購入し自身のスマートフォンのSIMと差し替えて利用するものとなります。
特徴としては、WiFiルーターなど別途持ち歩く必要がないため嵩張らないことと、SIM購入となるため現地で調達することもできることです。
SIM購入の注意点は 、サービス提供会社やサービス・プランがたくさんあるので内容をしっかり理解して購入しないと想定していたアプリやサービスが使えないといったことがあることです。
この後詳しくご説明しますが、Googleやtwitter、instagramなど中国では利用できないアプリやサービスがあり、これらのアプリやサービスでも使えるSIMを選ぶ必要があります。
データ通信SIMの場合は電話番号がないため電話ができない(アプリ等による通話は別)ことや、LINEのアカウントも電話番号に紐づいているためアカウントも変わってしまいいつものLINEアカウントで友だちとやり取りすることができません。
また、SIMロック解除がされたスマホでないと利用できないこと、テザリングが許可されていないSIMがあることなど把握した上で利用することが注意点となります。
SIMの差し替えや保管にも注意が必要で、SIMを差し替える際にSIMが折れてしまいSIMが使えなくなってしまう、傷がついてしまいSIM認識ができなくなりスマホが使えなくなるといったこともあります。
差し替えたSIM(元のSIM)についても大事に保管する必要があり、無くしてしまうと帰国してから日本でスマホが使えず再発行の手続きも面倒なので取り扱いには注意しましょう。
いつも使っているアプリが使えない中国
中国では日本で当たり前に利用しているアプリやサービスが制限されており使えないものがあります。
中国で使えないアプリ・サービス例 |
LINE |
YouTube |
Googleが提供するサービス(メール、カレンダー、マップ) |
中国では、インターネット接続できる環境があっても上記のようなアプリ・サービスは使うことができません。
これは中国政府が中国国内のインターネットへのアクセスを制限しているためです。
中国国内から世界の情報へのアクセスを制限することや、政府に対する否定的な発言や情報を配信されていないか監視することを目的として作られている”金盾(グレートファイヤーウォール)”というシステムによって制限されています。
このため、日本では当たり前に利用しているLINEやtwitterなどのアプリやGoogleサービスが使えず現地で困ったという人も多くいます。
中国でいつも日本で使っているアプリやサービスを使うにはインターネット環境だけではだめ、VPN(もしくはVPN同等の仕組み)が必要!
ここまで、お伝えした通り中国ではインターネット環境だけを用意したとしてもいつも使っているアプリやサービスが制限されて使えないことがあります。
これらを回避するための手段としてVPN(もしくはVPN同等の仕組み)とは何か?を説明していきます。
中国旅行・出張に必須のVPN(もしくはVPN同等の仕組み)や"特別回線"とは?
- VPNとは
- 「VPN」は「Virtual Private Network」の略で「仮想専用線」と呼ばれています。名前の通り仮想の専用線を作り情報をやり取りすることで安全なインターネット通信が可能となります。
VPNはインターネットのセキュリティを強化するために利用されている仕組みで、リモートワークなどが急増した近年ではかなり一般的になりつつある仕組みとなります。
中国の”金盾(グレートファイヤーウォール)”のシステムを経由することで制限されてしまうアプリやサービスでも、VPN(もしくはVPN同等の仕組み)や、グローバルWiFi"特別回線"を経由してアクセスすることで利用することができるようになります。
一緒に渡航している仲間と連絡を取り合うのにいつも使っているLINEやfacebookメッセンジャーが利用できなかったり、Googleマップも使えないのはとても不便で困るので仕事でもプライベートでも中国でVPN(もしくはVPN同等の仕組み)や、グローバルWiFi"特別回線"は必須といえるでしょう。
中国でWiFiルーターレンタルかデータ通信SIMはどっちがいい?
海外旅行や中国渡航に慣れている人であれば、それぞれのメリットを踏まえて都合の良い方を選べば良いかと思いますが、初めての海外旅行や中国への渡航の方であればWiFiルーターレンタルをおすすめします。
WiFiルーターをおすすめする理由として最大の要因は、今使っている自分のLINEアカウントが利用できないことですが、その他にもデータ通信SIMは事前の準備や手間がかかる事やSIM読み取り不可等のトラブルを回避したいという理由でWiFiルーターレンタルをおすすめしています。
事前にスマホのSIMロック解除を行い、渡航期間中に使うであろう日数やおおよそのデータ通信量を予想してSIMを購入し、現地に着くと同時に元のSIMと差し替え、SIMによっては設定して初めて使えるようになります。
SIM差し替えを行なった事のある方なら経験があるかもしれませんが、SIMの読み取り不可となることは結構あります。
大半は、SIMの向きが間違っている、うまくSIMが入っていないなどが原因で、正しく差し込みスマホを再起動すると読み取れますが、やはり丁寧に扱わなかったことでSIMが損傷し読み取れなくなり再発行したということは少なからずあります。
もし、SIM差し替えを行なってもSIMやスマホの損傷等によってSIMが読み取れずインターネットが使えなかったと考えるとゾッとしますよね。
日本であればどうにでもなりますが、中国に行ってからこういったトラブルが起きてしまうとどうしようもありません。
こういったリスクをせっかくの中国旅行・出張で起こさないために安心・安全のWiFiルーターレンタルをおすすめします。
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いつものアプリやサービスが使える!中国WiFiルーターレンタルのおすすめ
世界200以上の国と地域で使える定額制の海外用Wi-FiルーターレンタルサービスのグローバルWiFi®︎の中で、いつも使っているアプリやサービスが中国でも利用できるWiFiルーターレンタルプランをご紹介します。
中国でLINEやSNS、各種Googleサービスが使える"特別回線"が利用できる3つのおすすめプラン
グローバルWiFiで"特別回線"が利用できる3つのおすすめプランは下記です。
おすすめ1位 | 4G(高速)特別回線 容量無制限(LINEやSNS、Google利用可能) |
おすすめ2位 | 4G(高速)特別回線 1.1GB/日 超大容量(LINEやSNS、Google利用可能) |
おすすめ3位 | 4G(高速)特別回線 600MB/日 大容量(LINEやSNS、Google利用可能) |
いずれも"特別回線"でLINEやSNS、Googleなどを中国で利用できるプランとなります。
違いはデータ容量の違いとなりますが、一番おすすめなのは容量無制限のプランとなっています。
おすすめ2位のプランでは、1日1.1GB利用できるプランとなっていますが1GBは実際に何をどれくらい使うと消費してしまうのかを下記にまとめてみました。
通信量1GBできることの目安
webサイト検索(約10MB):約4,000ページ
Googleマップ地図検索(約30MB):約6時間
Googleマップカーナビ(約15MB):約10時間
LINEメッセージ(約2KB/1通):約50万通
LINE通話(約300KB/分):約55時間
LINEビデオ通話(約5MB/分):約3.5時間
twitterタイムライン閲覧(約100MB):約100分
instagramタイムライン閲覧(約200MB):約50分
instagramライブ配信(約100MB):約100分
音楽ストリーミング中音質(約4MB/曲):で約250曲
Youtube標準画質(約320MB):約3時間
いずれのサービスも実際の設定等によって異なるのであくまで目安となります。
これらの目安を踏まえて中国でのプランを選定するのが良いでしょう。
グローバルWiFiの中国でLINEやSNS、各種Googleサービスが使える"特別回線"のプランを選択しましょう
グローバルWiFi®︎では、"特別回線"を利用することで中国であってもいつも使っているLINEやfacebook、twitterなどのSNSや各種Googleサービスを利用できます。
"特別回線"を利用したい場合は実際のプラン選択画面で下記手順にて選びましょう。
LINEやSNS、Google利用可能となっているプランを選べば"特別回線"が利用できます。
※1 特別プランをご使用いただいても、中国政府の規制や著作権の問題でご利用いただけないサービスが増える可能性があります。あらかじめご了承ください。
※2 プランに関わらず、省都などの大都市圏や都市中心部を除いた地域では回線に関係なく3Gや2Gになる場合があります。
中国でもLINEやSNS、Googleサービスが使えるWiFiをレンタルしたい方は当サイト経由で最大20%OFFでご利用いただけます。
グローバルWiFiの中国について詳しくはこちらをご覧ください。
中国のインターネットやWiFi事情の前に、中国を含めた海外渡航での注意点をお伝えします。
渡航を計画し、空港の航空会社の窓口でチェックインしようとしたとき、パスポートの残存有効期間が不足しているために渡航できなかった人が増えております。
せっかく楽しみにしていた海外旅行、知らなかったがために渡航を断念しなければならないのは非常に辛いです。
中国へ渡航される方は、事前に条件を満たしているかパスポートを確認しましょう!
必要な残存有効期間
- 6ヶ月以上が望ましい
┗有効期間が足りない場合は、切替申請
まとめ
中国への旅行・出張などの渡航の際に必要なインターネット環境やWiFi事情についてご説明してきました。
インターネット環境だけでは、いつものアプリ・サービスが利用できないことや中国でインターネット利用環境のおすすめはWiFiルーターをレンタルすることなど、いくつか中国国内でのネット環境にはポイントがありました。
ゴールデンウィークや夏休み、シルバーウィークや冬休みなど大型連休・長期休み期間などでの海外旅行や、海外への出張の際にはWiFiルーターレンタルを忘れないように事前手配をするようにしましょう。
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