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霧島の4つの温泉郷とその歴史・魅力とは?おすすめの霧島の温泉宿(ホテル)と霧島の温泉宿(ホテル)に期待すること、楽しみ方もご紹介

鹿児島の霧島といえば、全国屈指の人気を誇る温泉地で古くから湯治場としても多くの方に親しまれてきました。

坂本龍馬も湯治治療のために妻おりょうと訪れており、その旅が日本人で初めて新婚旅行だった(諸説あり)とされています。

そんな温泉地である霧島には4つの温泉郷があり、それぞれの温泉郷や宿ごとに異なる種類の温泉(泉質)が楽しめる温泉王国です。

霧島の温泉郷とその歴史や魅力や、温泉郷ごとのおすすめの温泉宿(ホテル)、霧島の温泉宿(ホテル)に期待することや楽しみ方をご紹介していきます。

この記事はこんな方におすすめです

  • 霧島の温泉に興味がある人
  • 霧島の温泉宿(ホテル)を探している人
  • 霧島の温泉郷の歴史や魅力が知りたい人

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霧島(鹿児島)の温泉

霧島温泉を含む、鹿児島県内の温泉地は約100ほどあり、源泉数は2,700ヶ所以上で全国2位という多さ!1日に2億2,500万リットル以上が湧き出す全国有数の温泉王国です。

温泉王国鹿児島県の中で2大温泉とされるのが霧島温泉と指宿温泉。

指宿温泉は砂蒸し風呂が有名ですが、霧島温泉は硫黄泉をはじめとした多彩な湯が湧くことで有名な温泉となります。

また、霧島の温泉は幕末の偉人たちにも愛されており、坂本龍馬が「日本初の新婚旅行」の場として選んだとされています。

坂本龍馬が霧島の新婚旅行の際に最も長く滞在したとされる霧島の「塩浸温泉(しおひたしおんせん)」は、現在「塩浸温泉龍馬公園」となっており龍馬とお龍の銅像も建てられています。

霧島にある4つの温泉郷

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霧島には、4つ温泉郷があります。

4つの温泉郷には、西郷隆盛が愛した鹿児島最古の温泉や、天然の泥湯、大自然の中にある露天風呂などそれぞれに歴史や魅力があります。

また、霧島には泉質の異なる温泉がいくつもあり、それぞれに違った湯が楽しめるため「4つの温泉郷のお湯めぐり」をする方も多くいます。

霧島温泉郷

霧島温泉郷は、霧島市から湧水町にかけての霧島山中腹に点在する温泉郡の総称となります。1959年には、霧島神宮温泉郷とともに国民保養温泉地に指定されています。

泉質は硫黄泉や微炭酸泉などさまざまで、硫黄谷温泉霧島ホテルや霧島湯之谷山荘など有名な温泉が多数あります。

霧島神宮温泉郷

霧島神宮温泉郷は、霧島神宮の参拝客のために作られたとされており、霧島神宮を中心に多くの宿が点在している歴史ある温泉郷です。

霧島山の山中にある湯之野温泉を泉源として各宿に引湯されており、泉質は単純硫黄泉。施設によっては混濁して湯の花が浮き、硫黄の香りが漂っています。

全国的にも珍しい泥湯がある「さくらさくら温泉」では、硫黄成分を含んだ天然泥による温泉が楽しめます。

妙見・安楽(みょうけん・あんらく)温泉郷

妙見・安楽温泉郷は、霧島市のほぼ中心部を流れる天降川(あもりがわ)沿いに点在する温泉郷です。

多種多様な泉質の温泉があり、和風旅館や昔ながらの当時宿が残っているため温泉ファンにとても人気が高いエリアです。

創業1879(明治12)年と妙見温泉で最も歴史がある温泉宿「妙見おりはし旅館」もこのエリアにあります。

「妙見おりはし旅館」は、西南戦争で傷を負った薩摩藩士がこの湯で傷を癒し、その優れた効果を広めたことで有名になった旅館です。

日当山(ひなたやま)温泉郷

日当山温泉郷は、1293(正応6年)に開湯した鹿児島県内最古の温泉郷とも言われています。

西郷隆盛も頻繁に訪れていたと言われる「日当山温泉 西郷どん湯」も日当山温泉郷にあり、温度の異なる2つの湯船があり、そのうち1つは体が大きな西郷どんに合わせて深めに作られたそうです。

また、美人の湯で知られる「こしかの温泉」も日当山温泉郷にあり、炭酸泉が自噴している日本でも有数の良質な温泉です。全室源泉かけ流し風呂付きなので、人の目を気にすることなく美肌の湯をお部屋で思う存分堪能できます。

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霧島の温泉宿(ホテル)に期待すること、楽しみ方

霧島の温泉宿(ホテル)に期待することは、人それぞれではありますが、やはり温泉への期待が高いのではないでしょうか。

その他にも食事や歴史など、霧島の温泉に対するさまざまな期待をまとめてみます。

霧島の食事

霧島の有名な食材といえば黒豚。

温泉宿やホテルだけでなく、霧島市内の飲食店では黒豚を取り扱った食事処がたくさんあります。

薩摩地鶏や黒酢も有名で、これらの食材を使った料理は、霧島での食事では外せませんが、ほとんどの温泉宿やホテルがこれらのご当地食材を使った料理を提供しているので大丈夫かと思いますが、念の為食事付きの宿泊プランを予約する時には確認して予約しましょう。

有名な黒酢は、霧島が発祥の地とされており、霧島市福山町にある「坂元醸造」が「坂元のくろず」情報館やレストランを運営しています。

敷地内には実際に黒酢を作っている「壺畑」も見られ、見どころの一つとなっています。

また、霧島でも食べられる鹿児島ラーメンは九州のご当地ラーメンの一つで、豚骨ベースのスープとストレート麺が特徴です。

他の九州の豚骨ラーメンとは異なり、あっさりした味わいで、鶏ガラや野菜も使われて独自の風味が楽しめます。

麺も太麺や細麺など多様で、ラーメンの前に漬物が出てくるお店もあります。

温泉の泉質

霧島の温泉は、湧き出る湯量の多さだけでなく、泉質の種類が豊富なことも有名です。

泊まるエリアや宿・ホテルによっても、泉質が異なるのでどんな温泉(泉質)に入ってみたいか?期待する効果はなにか?などを事前に考えた上で、エリアや温泉宿・ホテルを選定するといいかもしれません。

日帰り温泉をやっている宿もあるので、温泉好きの人であれば温泉めぐりをするのもおすすめです。

温泉宿(ホテル)周りの観光スポット

温泉宿(ホテル)自体に期待することも多いですが、自分の行きたい観光スポットに近いことも期待することです。

鹿児島市の観光スポットには、西郷隆盛像や桜島へのフェリーなどがあったりしますが霧島ではどんな観光スポットがあるのでしょうか。

いくつかの観光スポットに対して、どの温泉郷に泊まるのが良いかをまとめてみます。

 

霧島温泉市場|霧島温泉郷

霧島温泉市場は霧島温泉郷に泊まるなら訪れたい観光スポットです。

霧島温泉郷は霧島連山の麓にあり、自然豊かな温泉地で、その中心に「霧島温泉市場」があります。

観光案内所やお土産物販売店、飲食店が集まっており、名物の温泉たまごが有名です。

広場には有料(大人100円・子供50円)の「湯けむりの里・足湯」もあり、温泉たまごに塩をかけ、足湯に浸かりながら食べられるのは温泉地ならではの楽しみ方です。

霧島温泉市場には、霧島温泉郷に宿泊するのが便利でおすすめです。

営業時間 8:30〜18:00(店舗により異なります)
定休日 不定休(店舗により異なります)
場所 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3878-114
アクセス ・JR肥薩線霧島温泉駅から車で約20分
・九州自動車道・横川ICより車で約35分
・鹿児島空港から路線バス霧島いわさきホテル行きで約30分、丸尾下車、徒歩約1分
公式HP 霧島温泉市場公式ホームページ

 

霧島神宮|霧島神宮温泉郷

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霧島神宮は、瓊瓊杵尊を祀り、国家安泰から家内安全までご利益があるといわれる古社で、現在地には約500年前に移転しました。

歴史的には霧島山の噴火による焼失と再建を繰り返してきました。

美しい朱塗りの社殿と周囲の老杉に囲まれ、建造物の多くが重要文化財に指定されており、南九州最大の規模と歴史を誇る荘厳な神社です。

霊社の旧参道には「霧島の七不思議」のひとつである「亀石」や「風穴」があり、パワースポットめぐりも楽しむことができます。

霧島神宮は霧島神宮温泉郷に宿泊するのがおすすめです。

営業時間

8:00~17:00(祈願などの受付及び授与所の受付時間、境内の参拝は自由)

休業日 年中無休
場所 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
アクセス

・JR日豊本線「霧島神宮」駅よりバスで約15分。「霧島神宮」バス停下車すぐ

・車の場合、九州自動車道「溝辺鹿児島空港」ICより約40分

公式HP 霧島神宮公式ホームページ

 

塩浸温泉龍馬公園|妙見・安楽温泉郷

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「塩浸(しおひたし)温泉龍馬公園」は、坂本龍馬と妻のおりょうが新婚旅行の際に最も長く滞在したとされる塩浸温泉の跡地です。

坂本龍馬好きなら誰しもが知っている話ですが、寺田屋事件で負傷した龍馬は湯治療養のために霧島に訪れたとされており、諸説ありますが日本人で初めての新婚旅行が坂本龍馬の霧島へのこの旅だったと言われています。

「龍馬資料館」や「坂本龍馬・お龍新婚湯治碑」を見学することもでき、幕末の歴史好きにはたまらない場所です。

園内には立ち寄り湯と「龍馬とお龍の縁結びの足湯」があり、足湯は無料となっています。

塩浸温泉龍馬公園へのアクセスを考えると、妙見・安楽温泉郷がおすすめです。

営業時間 9:00~18:00(※入浴受付17:00まで)
休日 月曜日(※祝日の場合は翌日が休業日)
場所 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606
アクセス

【車の場合】

・鹿児島空港より約15分
・九州自動車道・溝辺鹿児島空港ICより約15分
・JR肥薩線「嘉例川駅」から約5分

【バスの場合】

・鹿児島交通「塩浸温泉」バス停よりすぐ

公式HP 霧島市ホームページ 塩浸温泉龍馬公園

 

国分城山公園展望台|日当山温泉郷

高さ約192mの高台に位置する「国分城山(こくぶしろやま)公園 展望台」は、霧島の絶景スポットとして有名です。

国分平野、桜島、錦江湾を一望できる園内は、児童広場、屋外ステージ、観覧車やゴーカート場などがあり、家族連れに大人気。

四季折々の自然も魅力のひとつで、春には「桜祭り」が開催され花見客で賑わいます。

また、夜間は展望広場で国分平野を中心とした夜景を楽しむことができます。

2020年には「時空ブランコ」も完成し、国分市街地と錦江湾、桜島を一望できる素敵な場所として、さらに人々に親しまれるスポットとなりました。

営業時間  9:30~18:00(4月1日~9月30日)
 9:30~17:00(10月1日~3月31日)
休日 月曜日(祝日の場合その翌日、ただし7月20日から8月31日までは無休)
場所 鹿児島県霧島市国分上小川3819
アクセス ・東九州自動車道「国分」ICより約15分
公式HP 城山公園公式ホームページ

 

 

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霧島でおすすめの温泉宿(ホテル)

霧島でおすすめの温泉宿(ホテル)を、各温泉郷ごとにピックアップしてみました。

それぞれに歴史や特徴があり、一度は泊まってみたい温泉宿(ホテル)です。

<龍馬ゆかりの宿>霧島ホテル|霧島温泉郷

霧島ホテルHP

霧島ホテルは300年の歴史を誇る名湯「硫黄谷温泉」にあり、長い歴史のある宿となります。

坂本龍馬が療養のために新婚旅行をかねて霧島を訪れた際にも、霧島ホテルのある「硫黄谷温泉」に立ち寄ったとされており、龍馬の姉に宛てた手紙のレプリカなど、館内随所に展示されています。

その他にも「温泉」「食事」「百年杉庭園」なども霧島ホテルの魅力です。

「温泉」は、硫黄谷温泉庭園大浴場があり豪快に噴き出す温泉を中心にして、4種類の泉質が味わえる多彩な湯船が楽しめます。

「食事」は、鹿児島の旬を贅沢に味わえる郷土会席があり、名物鍋「黒豚しゃも鍋」が提供されています。

約3万本の杉が立ち並ぶ「百年杉庭園」は、140年前から植林が始まり大切に育成されてきたもので、霧島の歴史を感じられる場所です。

施設名 硫黄谷温泉 霧島ホテル
住所 〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3948
公式HP 霧島ホテル公式ホームページ

 

<由緒ある霧島の名湯>こしかの温泉|日当山温泉郷

こしかの温泉HP

霧島の名湯「こしかの温泉」は、日当山温泉郷の湯治場として愛されている温泉です。

こしかの温泉の魅力は、なにより「泉質の良さ」。

炭酸泉が自噴している日本でも有数の良質温泉が自慢で、肌にうれしい成分を含み、肌なじみがいいお湯と言われています。

湯治の方はもちろん、美肌の湯として女性にも人気の本格派の温泉です。

また、こしかの温泉は近年グランピング施設も展開していて、最新の施設で温泉を楽しむこともできます。

全室に「源泉掛け流し温泉」が付いている温泉宿で、思う存分温泉を楽しむことができるめずらしい温泉宿です。

ペット同伴でも泊まれる部屋も用意されており喜ばれている温泉でもあります。

温泉宿・ホテル総選挙2022で第1位(貸切温泉、サウナ、ペット部門)を獲得している温泉です。

施設名 美肌の湯 こしかの温泉
住所 〒899-5112 鹿児島県霧島市隼人町松永 2625
アクセス

<車の場合>

・溝辺鹿児島空港ICより車で15分

<公共交通機関でお越しの方>

・JR肥薩線「日当山駅」から車で約12分
・JR肥薩線「隼人駅」から車で約15分
・JR日豊本線「国分駅」から車で約15分

<鹿児島空港よりお越しの方>

・送迎車(要予約)やレンタカーで約15分

公式HP こしかの温泉公式ホームページ

 

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<霧島天然泥湯の宿>さくらさくら温泉|霧島神宮温泉郷

さくらさくら温泉HP

さくらさくら温泉は、全国的にも珍しい天然の「泥湯」がある温泉です。

硫黄成分などの温泉成分を豊富に含んだ天然の泥を体に塗ってしばらく乾燥させ、最後に洗顔クリームや石鹸を混ぜた温泉水で洗い流せば天然泥パックの効果で肌がすべすべ美肌に。

疲れを癒やす5つのタイプの部屋があり、人数や目的に合わせて選ぶことができます。

食事も地元・薩摩の黒豚や新鮮な野菜が使われており、料理人の方が丹精こめて提供してくれています。

施設名 霧島天然泥湯の宿 さくらさくら温泉
住所 〒899-4201 霧島市霧島田口2324-7
公式HP さくらさくら温泉ホームページ

 

<一度は泊まってみたい>妙見石原荘|妙見・安楽温泉郷

石原荘HP

地中から湧き出る源泉は、空気に触れることなく直接浴槽に注がれており、加水や貯槽を使用せず、新鮮な温泉を堪能できるのが妙見石原荘の特徴です。

この新鮮な温泉は客室だけでなく、5カ所の露天風呂や大浴場でも同様に楽しむことができます。

川が近くに迫る野天風呂「椋の木」や炭酸泉が楽しめる「七実の湯」など、自分の好みに合わせて選べることができるのも嬉しいです。

天降川沿いに位置する1万坪の広大な敷地に建つ宿泊施設は、モダンな雰囲気と自然が融合した全15室の宿で、特に夫婦には露天風呂付きの客室「石蔵」がおすすめされています。

客室の露天風呂からは川を望むことができ、リビングと寝室が別々に配置されたゆとりある造りとなっており、食事は半個室のこだわりの空間で提供されているという、一度は泊まってみたい宿となっています。

施設名 妙見石原荘
住所 〒899-5113鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4376番地
公式HP 妙見石原荘ホームページ

 

まとめ

霧島の4つの温泉郷を軸に、それぞれの歴史や魅力、おすすめの霧島の温泉などをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

霧島には、ここではご紹介しきれないほどの魅力や温泉(泉質)、観光スポットが沢山あるので、期待することや楽しみ方は人それぞれですが、一つの参考になれば幸いです。

これを機に、ぜひ一度霧島へ行ってみてはいかがでしょうか。

 

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