Wi-Fiレンタル(ワイファイレンタル)とは?メリットやデメリット、よくある質問について詳しく解説
Wi-Fiレンタル(ワイファイレンタル)は受け取ったあとすぐに使えるモバイルWi-Fiルーターをレンタルすることで、2~3日や1週間などの一時的な期間だけ、ネット環境がない場所でもWi-Fiを使ってインターネットに接続できるようにするサービスです。
契約ではなくレンタルなので面倒な契約や審査は必要なく、借りたWi-Fiルーターが手元に届いたら電源を入れて接続するだけですぐに使うことができます。
1日単位で借りれるサービスや1ヵ月単位の期間で借りれるサービスがあったり、非常に多くのWi-Fiレンタルサービスが存在しています。
Wi-Fiレンタル(ワイファイレンタル)サービスにはすぐに使える、借りるだけなので年間契約や審査が必要ないといったさまざまなメリットがありますが、その反面注意する点もいくつかあります。
今回の記事ではWi-Fiレンタルのメリットとデメリット、注意する点について紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめです
- Wi-Fiレンタルサービスについて知りたい方
- Wi-Fiレンタルのメリットデメリットを知りたい方
- Wi-Fiレンタルの気を付けておくことを知りたい方
Wi-Fiレンタルサービスの基本的な仕組み
基本的な仕組みとして、元々のWi-Fiルーターをドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアとサービス提供会社が契約を行い、その契約した端末を1日単位や1ヵ月の単位で利用者に貸し出す仕組みになっています。
サービス提供会社によってレンタルできる期間は変わってきますが、利用者はレンタルする期間と機種、料金プランを選択して申し込むことで利用することができます。
Wi-Fiをレンタルするメリットは?何ができるようになる?
Wi-Fiをレンタルするメリットは、なんといってもどこからでもインターネットに接続できるようになることです。
Wi-Fiルーターの電波が届く範囲内なら、外出先などのネット環境がないところでも、スマホやノートパソコンといった通信機器をインターネットに接続することができます。
レンタルするだけなので、借りたい期間だけ借りれて、面倒な契約もなく初期費用や解約金が発生しないのも嬉しいポイント。
旅行、出張、一時帰国、入院、引っ越しなど幅広い用途で使われています。
最短翌日には機器が到着するので、急にWi-Fiが必要になったときも安心です。
また、Wi-Fiルーターが1台あればスマートフォン、タブレット、ノートパソコンといったWi-Fi(無線LAN)で接続できる機器はどれでも接続可能で、Wi-Fiルーター1台に対して複数台で同時に接続しながらインターネットを楽しむことも可能です。
WiFiをレンタルするメリット
- 電波が届く範囲ならどこからでもインターネットに接続できるようになる
- 持ち運べるので自宅や会社以外でも使える
- 使いたい期間だけレンタルすることができる
- 工事する必要がない
- WiFiルーター端末を受け取った後、すぐに使い始められる
- 工事費や解約金が必要ない
- 1台あれば複数の端末から同時に接続できる
さらに、Wi-Fiルーターとスマホ・タブレットなどを接続する方法は簡単なので、いままで使ったことのない方でも悩むことなく使うことができます。
Wi-Fiルーターとスマホやタブレットを接続する方法
- 受け取ったWi-Fiルーターの電源を入れる
- Wi-Fiルーターに張られているシールや、配送された箱の中に入っている紙などに記載されている「SSIDとパスワード」を確認する
- スマホやタブレットのWi-Fi接続画面から、先ほど確認したSSIDを選択、パスワードを入力して接続
手順①~③が終われば接続完了です。
そのままインターネットを楽しむことができます。
また、特別な設定をしてなければ一度入力したSSIDとパスワードは自動で記憶されるので、2回目以降は入力する必要もなく、スマホやタブレット、ノートパソコンを使うときは自動でWi-Fiに接続されるようになります。
レンタルWi-Fiの問題点やデメリット、注意する点はなに?
レンタルWi-Fiの問題点はデータ通信量に制限があること、建物の構造や使うエリアによって繋がりづらくなるケースがあること、光回線などと比べると通信速度が遅いことです。
また、通信容量の多いプランを選択したとしても、短期間に大量のデータ通信を行う時は通信容量に関係なく通信速度が制限されるケースもあります。
使うほど残りの通信容量が減っていく関係上、月末には通信容量や通信速度が制限される可能性も高くなっていくので、万が一制限が入ったときに使い物にならなかったり、
遅すぎてストレスがたまるかもしれないというのは注意する点です。
デメリット
- データ通信量(通信容量)に制限があり、超えてしまうと通信速度が制限される
- 光回線などに比べると通信速度は遅く、不安定
- 建物の構造や利用エリアによってはつながりにくくなることがある
- レンタル期間が長くなるとかえって料金が高くなる
- 返却日までに返却できなければ追加料金を取られる
- 端末の料金が高額なので、過失による故障時は高額な費用を請求される
- 指定した日に受け取れなかった場合でも利用料金が発生する
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そもそも……Wi-Fiってなに?
Wi-Fiとは、通信機器同士を無線で接続するために使う通信規格(通信するときのルール)のことです。
無線LANと呼ばれることもありますが、ルーターとスマホ、ルーターとノートパソコンなどの近くにある通信機器同士を繋ぐために使われている技術です。
厳密にはWi-Fi自体にインターネットに接続する機能があるわけではなく、「Wi-Fi」のルールに従って接続した先の機器(今回はルーター)が通信しているインターネット回線に繋がることで通信できる仕組みになっています。
Wi-Fiを通して別のネットワーク経由でインターネットに接続しているため、スマホで接続する場合にはパケットやデータ通信量は減りません。
仮に、Wi-Fiルーター側がデータ容量を超過して通信速度制限が入ったとしても、スマホとは別のネットワークなので、スマホの通信速度が制限されることはありません。
Wi-Fiレンタルはどんな時につかう?どんな人におすすめ?
Wi-Fiレンタルはいろいろなシーンで使うことができますが、よくある使い方にはこんなケースがあります。
Wi-Fiレンタルサービスが使われるケース
- 海外旅行や国内旅行、出張時のネット環境として
- 一時帰国時のネット環境として
- 入院する時のネット環境として
- 引っ越し時のネット環境として
- イベント設営、またはイベント参加時のネット環境として
- 帰省する時のネット環境として
良く使われているのは海外旅行や国内旅行、もしくは出張する時のネット環境として使われるケースです。
旅行する場合は複数人でいくことも多く、1台だけレンタルして複数人でWi-Fiを使う、という方法で使われています。
出張する場合には言わずもがな、外出先でノートパソコンを操作する機会も多くなるのでどこでも使えるWi-Fiルーターが選ばれています。
また、海外に行く場合は高額請求が発生しないように事前にネット環境を整えておく必要がありますが、空港で借りて持っていくだけで使えるという使い勝手の良さから、多くの人にWi-Fiレンタルサービスが使われています。
ポケットWi-Fiのレンタルと、スマホのデータプランを増やす、または容量追加はどっちが安い?
ポケットWi-Fi(モバイルWi-Fi)のレンタルとスマホのデータプランの比較に関しては、基本的にはデータプランを変更する方が安く使うことができます。
ただし、使い方によってどれが一番安くなるかは変わります。
プラン変更ではなく0.5GB~1GBのデータをチャージする場合はWi-Fiレンタルの方が安くなること、レンタル日数が1週間以上でそこまでデータを使わないならデータチャージの方が安くなります。
また、スマホのプランを変える場合、プラン変更の申し込みは前月まで(請求締め日の前まで)に行わないと適用されないことに注意が必要です。
Wi-Fiレンタルとスマホデータプランの簡単比較表
1ヵ月間で4GB以上追加する場合 | 合計金額 | 元の料金(低容量プラン) | 追加料金 | 利用可能GB数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
大手携帯キャリアのプラン変更 | 約7,300円 | 無し | 約7,300円 | 無制限 | 1ヵ月前に手続き必要 |
大手携帯キャリアのデータ容量追加 | 約7,900円 | 約3,500円 | 約4,400円~ | +4GB~(追加分のみ) | 低容量プランに容量追加した場合 |
Wi-Fiレンタル(1ヵ月) | 約11,000円 | 約3,500円 | 約7,500円 | 無制限 | プランにより価格は変動 |
Wi-Fiレンタル(1週間) | 約7,500円 | 約3,500円 | 約4,000円 | 無制限 | プランにより価格は変動 |
Wi-Fiレンタル(3日間) | 約5,000円 | 約3,500円 | 約1,500円 | 無制限 | プランにより価格は変動 |
Wi-Fiレンタル(特別価格) | 約3,500円+約370円/日 | 約3,500円 | 約370円/日 | 無制限 | 当サイト経由の特別価格 プランにより価格は変動 |
追加する容量にもよりますが、月に4GB以上追加する場合はデータプランの変更で対応した方が安くなります。
ただし、データプラン変更の申し込みは前月まで(請求締め日の前日まで)に完了させなければいけないことに注意しましょう。
また、Wi-Fiレンタルに関してはレンタルする日数によっても金額が変わります。
1週間のレンタルであれば大手キャリアのデータプランの月額料金と同じくらいの価格ですが、3日間など短い期間であれば一番安く使うこともできます。
スマホのデータプラン変更には時間がかかりますので、すぐに容量を追加したい時は最短翌日から使えるWi-Fiレンタルサービスがおすすめです。
Wi-Fiレンタルとスマホのデータチャージはどっちが安い?
サービス | 金額 | 単価 | 利用可能GB数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
容量追加(データチャージ) | 2GB追加:約2,200円 | 約1,100円/1GB | 2GB | |
Wi-Fiレンタル | 3日レンタル:約1,200円~1,500円 | 約400円~500円/日 | 無制限 | プランにより価格は変動 |
Wi-Fiレンタル(特別価格) | 3日レンタル:約1,110円 | 約370円/日 | 無制限 | 当サイト経由の特別価格 プランにより価格は変動 |
Wi-Fiレンタルとスマホのデータチャージの比較では、何GB追加するか、容量が回復するまで何日あるか(何日間レンタルすべき)によってどちらが安いかが変わります。
ざっくりとした目安では、3日以下のレンタルならWi-Fiレンタル、それ以上なら容量追加(データチャージ)がおすすめです。
「追加するGB数 ×1,100円」と「容量が回復するまでの日数 ×400円」のどちらが安いか?の計算でも判別できるので、迷ったら試してみてください。
ポケットWi-Fi(ポケットワイファイ)の月額はいくら?毎月どのくらいかかる?
利用するサービスやプランにもよりますが、1ヵ月利用する場合は下記のような料金が発生します。
・月単位で契約するタイプ
3,000円~4,000円程度(+初期費用と解約料金)
・日単位で契約できるタイプ
6,000円~7,000円程度(+往復送料1,100円)
月単位で契約するタイプは長期利用を前提とした割引が入っていることがほとんどなので、1年以内に解約する場合は別途解約金が発生する可能性があります。
Wi-Fi(ワイファイ)の料金はいくら?
自宅や事務所に新しくWi-Fiを用意する時の月額料金は下記のような料金が発生します。
・光回線(戸建て)
5,000円~6,000円程度(+初期費用と工事費用)
・光回線(集合住宅)
4,000円~5,000円程度(+初期費用と工事費用)
・ポケットWi-Fiやコンセントに接続するだけで使えるホームルーターをレンタル
3,000円~4,000円程度(+初期費用)
光回線を新しく引く場合は申し込みから利用開始まで1ヵ月ほど時間がかかることに注意が必要です。
ポケットWi-Fiやコンセントに接続するだけで使えるホームルーターは工事することなく、端末を受け取ったらすぐに利用可能です。
Wi-Fiは接続するだけならお金はかからない?Wi-Fiを使うためにお金は必要?
基本的に、既にあるWi-Fiに接続する時にお金はかかりません。
自宅や会社で使えるWi-Fiや街中のフリーWi-Fiも同様に、接続してインターネット通信をしてもお金は発生しません。
ただし、Wi-Fi環境がない場所で新たに使えるようにするためには、光インターネット回線の契約とWi-Fiルーターの購入、もしくはモバイルWi-Fiやホームルーターの契約が必要です。
それらの契約をする場合には新たに契約を行い、月額料金を支払う必要があります。
また、Wi-Fiを通して通信する場合はスマホ(携帯)のネットワークではなく、Wi-Fiで接続した先のネットワークを通じて通信を行うため、スマホ(携帯)のデータ通信量、パケット通信量は消費されません。
ポケットWi-Fiはなぜ安い?
ポケットWi-Fiは工事する必要がなく、工事費がかからないために他のサービスよりも安く使うことができます。
また、サービス提供元の価格設定にもよりますが、ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiは他に通信する端末がなければ意味がないサービスであるため、スマホのデータ通信プランと同等かそれよりも安い金額で設定されています。
Wi-Fiに接続するために必要な物、接続するための手順
Wi-Fiに接続するには何が必要?
自宅や会社でWi-Fiに接続するためには下記の2つがあれば接続できます。
①スマホやタブレット、ノートパソコンなどのWi-Fi接続機能がある通信機器
②フリーWi-Fi、またはSSIDとパスワードが分かる専用のWi-Fi
ただし、②のWi-Fi環境がない場合は、新しいインターネット回線契約とWi-Fiルーターの購入、もしくはポケットWi-FiやモバイルWi-Fiルーターのレンタルが必要です。
ここで注意しておきたいのは、インターネット回線とWi-Fiルーター接続して使う場合は
どちらか片方の最大通信速度がWi-Fiの通信速度の上限になるという点と、光インターネット回線を新しく手配する際は申し込みから利用開始までに1ヵ月前後かかってしまう点です。
ポケットWi-FiやモバイルWi-Fiルーターのレンタルは最短翌日から使うことができるので、急ぎの場合はポケットWi-FiやモバイルWi-Fiルーターをレンタルしましょう。
とはいえ、通信速度などの性能は光インターネット回線には劣ってしまうので、光インターネット回線を申し込んでから開通するまでの間だけ、ポケットWi-FiやモバイルWi-Fiルーターをレンタルするという使い方もおすすめです。
無料のWi-Fi(ワイファイ)にはどうやれば接続できる?
無料のWi-Fi(フリーWi-Fi)に接続するには下記のような手順が必要です。
- スマートフォンやノートパソコンの「設定」画面、または電波マークなどから「接続ネットワーク」の管理画面を開く
- WiFiの機能をオンにして、接続できるWiFiの一覧から接続したいフリーWiFiの名称(またはSSID)を選択
- パスワードを入力する、または表示されたログイン画面で「利用規約」や「利用時間に関する説明」を確認して同意を選択
- メールアドレスやSNSアカウントなどの必要情報を入力して登録
まとめ
今回はWi-Fiレンタルサービスの特徴やメリットデメリット、接続方法や金額比較などのよくある質問などをご紹介しました。
Wi-Fiレンタルは一時的にネット環境を構築する方法として様々なシーンで使われています。
使い方と一緒によくいただく質問とその回答も記載しているので、利用する上で気になることがあればこの記事を参考にしてみてください。